何時まで居るの？

　クロツラヘラサギは九州で辺りではいざ知らず関東では
そうそうお目に掛かれる鳥では無い筈なのだが何故か毎年
この公園では越冬してくれるのが有難い。干潮の時など
干潟に降り立ち長い嘴をで地表を舐めるように採餌する
姿なんぞ見ていて愉快この上ない（やや文学調が臭い）。
ところがこのところどうにもタイミングが合わずフラレ
てばかりで面白く無かった。
そしてもうとうに抜けたと思い諦めの境地だったのだが
なんと未だ居てくれたのだ。６月にクロツラが居残って
いるなんて・・・・これは越夏傾向と言うことなのか？

クロツラは現地到着時には既に淡水池の杭上に鎮座していた


ご覧のように殆ど寝ているのだが
時折顔を上げたり毛繕いをしたりする
その待ち時間はカモ類の目覚めを待つよりはやや短くて助かる


夏羽ではあるが冠羽や胸の黄色みも薄く亜成鳥と思われる



この子の最近は日中長い間杭上で過ごしていると言うことなので
動きの乏しいこの現場に居続ける事が短気なオイラには苦痛なので
場を離れる
とは言えこの時期鳥相に大きな変化が有るとも思えず
実際最近目にした面々ばかりなのだが・・・
カンムリカイツブリ


おつむはしっかり花開いている



近くの草地を歩いてみる
居るのはヒバリだけ

コメント 10

クロツラはこのまま越夏となると，繁殖できないことになりますね．少子高齢化は困ります．
by Y (2019-06-03 22:58) 

Yさん、この個体は見ての通りの若鳥でですので
繁殖のに通ずる能力を有しているかは疑問です。
　希少種なので立派な成鳥に育って子孫を残して
もらいたいです。
by ramblin (2019-06-04 20:38) 

どこか具合でも悪いんでしょうかね。
まあ、適当に行動がばらけている方が種の存続には都合が良いのでしょうけど。
by まっちゃん (2019-06-05 07:49) 

クロツラヘラサギ、どうしたのでしょうね。
どこか怪我をしているようには見えませんが・・・。
カンムリカイツブリの夏羽、立派ですね。後方から見るとその形が
何だかユニークです。
by queso (2019-06-05 07:55) 

クロツラさん、くつろいでますね。居心地がいいんでしょうか。
クロツラヘラサギは、性成熟に4～5年かかるようですね。
若い個体は、繁殖に参加する必要がないので、餌さえ豊富に
あれば、留鳥化してるんでしょうかね。
それとも、迷って行く場所が分からないのかな。
by takapy77 (2019-06-05 19:33) 

まっちゃんさん、この個体は元気です。その後同じ
フィールド内の干潟に移動したりしているみたいです。
関東へ迷行気味の若い個体なのでその行動は把握
し辛いものが有ります。
by ramblin (2019-06-05 20:42) 

　quesoさん、このクロツラは健常だと思います。
私に粘り強さが有ったなら飛翔する姿も見られた
と思います。
　このカンムリ流石にこの時期瑞々しさは無くなり
かけていますが頭のリボンは全開で愉快です。
by ramblin (2019-06-05 20:50) 

　takapy77さん、このクロツラはここ数年は此の地で
越冬しています。最初の画像で僅かに黒色部分が垣間
見えます。成鳥とは言い難いです。今の時期九州の
大きな干潟では未だ居残っていても不思議では無い
ですがこの個体の６月まで居残りは多分初めてでは
無いかと考えます。干潟と淡水池の間を行き来しながら
気儘に過ごしているように思います。兎に角元気に
生きて行って欲しいものです。
by ramblin (2019-06-05 21:09) 

クロヘラは一羽でいらっしゃるんでしょうか(^^;
一羽だと寂しいような気もしますが・・・
そういえば私もようやくひばりを見ることが出来ました。
by 美美 (2019-06-07 16:29) 

美美さんこの子は毎年1個体で越冬している子なんですが
どういう訳かこの時期になっても居続けているのです。
寂しいのか気楽なのか私も「ご本鳥」に訊いてみたいです。
　本当はヒバリに似ている珍鳥が見たかったのですが・・・

by ramblin (2019-06-07 20:31)