海ガモで賑わう冬：Bird Echo：SSブログ

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海ガモで賑わう冬　[野鳥] [編集]

　この日は海辺のポイントを2箇所梯子した。

先ずは海辺の公園でビロキンを狙う
鳥屋さんは一人だけ
聞けば辺りをグルリ廻ったが居ないと言う
さては抜けたか？と思いつつ歩を進める
だが少し沖合を見やるとちゃんと居てくれた
先程の鳥屋さんを手招きした・・・「1鳥の縁」（造語）

彼我の距離は如何にも遠いが心配はしていない
潮は満潮に向かってドンドン上げている
ほらね・・・とばかり近付いて来る
嘴に明瞭なピンク色が見える・・・・雄

翼がブレ過ぎて見っとも無い画だが
体下面が淡色で小斑がびっしり・・・・1st-win

灰色の虹彩は牛の物悲しい眼差しを感じてしまう

港の情緒有る公園だけに早々に撤収するのが惜しい感じなのだが
次のポイントの潮も気になり先を急ぐことにした

電車とバスを使って2番目のポイントに着いたが
此処ではある程度予想の範囲だがやはり狙いの子は居なかった
前回は見られなかったクロガモの雌は居た

潮が下げてしまうともう諦めの境地で海辺の散歩だ
かなり遠目にウミアイサが居たのだが
気取られたのか飛ばれる
ただ雨覆に2本の黒線を確認出来たと言うだけの画像・・・・成鳥

沖の防波堤を見やると
頭部の白さが目立つカモメが休憩中
斑は後頭部から後頸に掛けて少しだけ
嘴には赤斑が有る
足はセグロより薄いピンク
初列のパターンを確認したいところだが
テレコンを装着しようとセッティングしている時に飛ばれてしまう
少し離れた場所に居たカモメたちはそのままマッタリしているのに、、、、分かるんだね
jizzもモンゴルだ

此の地では大抵の鳥屋さんは
ウミウやヒメウ等気に留めることは無いように思う
「ぽつんと一軒家」では無いが
異種を自覚している鳥さんは捕食回避の為に異種の側には居るものの
やや離れて身を置きたがる
遠くには江の島が見える

岩礁にはお馴染みの煤けた子が居る

漁港に戻るとかなり大勢の鳥屋さんの行列に遭遇した
こんな場所にも鳥ツアーが有るのかとややビックリ

てな訳でやや総花的な鳥見になってしまったが
やはり寒くても何でも海辺の鳥見は楽しい

2020-02-10 22:14 nice!(11) コメント(8)

nice! 11

海はいいですね。
ただ今の時期、海は潮回りや天候、風の強さなど条件が合わないと
行ける日が少ないです。海鴨も見に行きたいのですがね。
ポツンとモンゴルはいいですね。
こちらは、今年も”ただカモメ”の大群（500～1000羽）が来まして、
遠い所で、すし詰め状態です。
もう、なにがなんだか分からない状態でした。多すぎるのも
困ります。

by takapy77 (2020-02-12 19:34)

takapy77さん、私は県内中央部に住んでいるので
海フィールドに行くのも楽では無い事も有ります。
でもやはり海辺に行くと妙に気持ちが高揚します。
　モンゴルは初列のパターンとか確認したかった
のですが詰めが甘いです。
　そう、個体数が多いのも喜ばしいとは思えない
時が有ります。まして遠ければただカモメの群れの
中にコカモメやHeineiを識別するのは困難かもしれません。
by ramblin (2020-02-12 20:42)

三番瀬含め、どうしても冬は海から遠ざかりがちになってしまいます。
江の島に行くとなると、自宅からは遠足気分です。
ビロードキンクロの成鳥ではない個体は何だか不思議な感じがします。
クロガモの雌も初めて見た時は正体不明の鴨でした。
目立つ羽の雄と違い、鴨の雌というのはついつい観察対象から外して
しまいがちです・・・。
冬鳥が少しずつ減っていく中、急な暖気で今迄とは違う鳥が
週末に来てくれたら嬉しいですね。
by queso (2020-02-13 10:01)

たまに、かなり大人数の団体がいる事がありますよね。
ウォーキングかなと思っていると鳥を見ているのだとか。
それにしてはおしゃべりな、とか思ってしまいます。

by まっちゃん (2020-02-13 10:44)

quesoさん、今シーズンは各地で海ガモが近いです。
三番瀬でもビロキンやホオジロガモ、ウミアイサなどが
普通に見られています。本来こうしたカモたちがあまり
近付く事の少ない我が神奈川でも各地でこれらのカモが
見易い状況です。
　ビロキンの成鳥は何度も見ていますが今回1st-winが
見られたのは良かったです。カモの観察にハマルと
雌とか幼羽とかがすごく気になるようになります。
by ramblin (2020-02-13 20:23)