そしてまた「カモ見ーる」

　2017年から2018年に掛けての冬シーズンＭＦの池では
トモエガモが至近で見る事が出来たのだが先シーズンは見る
ことが出来なった。そこへ時たまカモを観察に行く公園の池に
トモエが入ったとのことで久しぶりに電車に乗って出かけた。

さほど大きく無い池なので楽観視していたがやはりそう甘くは無い
トモエは殆ど池の奥の方で行動しており満足な画像は
全く撮れない
雄の肩羽の伸びはまだまだ此れからと言う感じ


右側面は更に換羽が進んでおらず
上部脇羽は尖り気味
幼羽から１回生殖羽への移行中の個体と思える


雌は大分以前に新宿御苑で見て以来
眼の下に薄っすら縦線らしきものが見えるのがやや気になるところだが・・・


脇羽は丸みを帯びており成鳥


雌雄のエイジングが異なっていても其れは其れ番と言っても良いかもしれない


この池にはサギ類も多く
大抵は草の陰にヒッソリとしているが
このホシゴイは露わだった


誰かさんが明るい声で言っていた
「此処にはホシゴイだけじゃなくてゴイサギも居る」って
思わず愛嬌に満ちたジョークとして妙な温もり感を抱いた

結局粘った割にちゃんとした画も撮れずに退却したのだが
兎も角久しぶりのトモエの雌は嬉しかった（本当に雌なら・・・）

嗜好が水鳥に偏りがちなので山野の鳥への感覚が鈍くなっている気がする
本日のＭＦ
カシラダカがある程度まとまった数で入って来てくれたのは歓迎


この前は多く居たクロジも今日は殆ど見られなかった
やっとこさ比較的逃げ足の遅い雌が枝止まり


そろそろ来週辺りはルリビも見られるか思うのだが・・・どうなるか

コメント 6

2017年の画像を引っ張り出して見比べてしまいました。
同じような換羽状態でしょうか。
さほど大きくもない池・・という点では我が家の近い池にも
たまに人気のカモが入りますが、一日もたずにすぐに抜けてしまうのは何故だろう？と思います。

by kozakura (2020-11-15 10:33) 

2017年の個体と同様成鳥では無いと思います。
ただ換羽の進行は今回の個体の方がやや遅い気がします。
　ホント長く居続ける子と直ぐに抜けてしまう子との
違いが分かれば対応もし易いですよね。池の周囲の環境
（人的なものその他）や他種のカモが居る場合の親和性
とかも考えてしまいます。
by ramblin (2020-11-15 12:08) 

カシラダカやクロジも入って来たのですね。
ルリビタキも場所によっては見られるようになってきたようですから、
これからが愉しみです。
乾燥した晴天が続いているので、ぼちぼち一雨欲しい頃になってきました。
by queso (2020-11-15 14:57) 

quesoさん、ＭＦでは既にルリビタキは入っている
みたいなのですが視認するまでには至っていません。
大体11月半ば過ぎには見られる事が多いです。
　一雨降ればまた季節が進んで鳥の状況も変わるかも
しれませんね。
by ramblin (2020-11-15 20:41) 

トモエガモは、入っても遠くばかりで、羽の状態が
分かりにくい場合が多いです。
上部脇羽が尖り気味かどうかで判断していますが、
遠いと、それも良く分からない場合が多いです。
今回の雄は、参考になります。
飛んで翼鏡が見えれば、もう少し分かりやすいのですが
そううまくは、いきませんね。

by takapy77 (2020-11-17 19:38) 

takapy77さん、トモエガモは凄い集団で見られるフィールドも
有りますがそういう場所は遠目で観察し辛いことが多いです。
小さめな池に単体或いは少数で来てくれた時が好都合です。
飛翔はブレてしまい大雨覆の淡色帯の幅などは確認出来ません
でした。
by ramblin (2020-11-17 20:50)