曇天を衝く（アカエリヒレアシシギ）

　シギチは旅鳥（一部を除き）と言う事を考えると夏鳥や冬鳥と比べると
抜け易く観察のタイミングを合わせるのが難しい。経験上からも感じる
事なのだがシギチは雨天や曇天の日は留まり晴天時に移動する事が多い。
そんな訳で雨は嫌だが曇り空ならば良し・・・てな感じ。
　久しぶりに田園を巡る。休耕田の減少は甚だしく寂しい感じだがシギチの
寄る休耕田は限られるので当たりは付けやすい。

アカエリヒレアシシギは久しぶり


翼上面はかなり擦れて来ており肩羽には僅かに冬羽も覗かせている
幼羽から1回冬羽への移行個体だろう


幼鳥らしく気儘で警戒心も薄いので結構間近に寄って来る


胸はバフみ掛かる


結構楽しませてくれる個体だった



同じ休耕田にはエリマキシギ幼羽もいて暫く観察した後
ジシギ探索に切り替えたが此方は厳しい（足が疲れるのみ）

此方はチュウジシギの印象が強いが被りが酷く同定には至らない


此方の個体はあまりに遠くて観察し辛い
一応Jizzからオオジシギとしたが体色も濃い目だし自信有とも言えない
9月の1週目辺りはオオジとチュウジの入れ替わり時期みたいなものだし何とも難しい
半ば頃には去年同様チュウジのしっかりした画像が得られるだろうと期待している


その他セイタカシギ等見られたが後日

コメント 8

アカエリヒレアシシギは随分前に観察したきりです。
厳冬期以外は晴天より曇りや小雨の時の方が、野鳥との出会いが
多い気がします。
涼しく過ごし易いのは有難いですが、ぼちぼちお日様に長い時間
登場して貰いたいものですね。今日も予報程晴れませんでしたし。
鳥達も動き出しましたし、ぼちぼち徒歩圏ではない探鳥に出掛けたい
と思っています。
by queso (2021-09-07 13:09) 

　quesoさん、シギチの渡りはタカの渡り同様晴天時に
実行されることが多いようです。タカの渡りの観察は
晴れていた方が良いですがシギチは晴れたら行こう等と
悠長に構えて居たら抜けてしまう事が多いです。
　quesoさんはそろそろタカの渡り観察に行かれる
のでしょうね。レポートが楽しみです。
by ramblin (2021-09-07 13:49) 

遠くで動くこの鳥を、かつて1回だけ目を細めて見た記憶があります。
出会うにはタイミングと運が不可欠のようでハードル高いなぁとも。
お写真、和ませて頂きました。
by kozakura (2021-09-07 14:53) 

kozakuraさん、この個体は草に紛れているかと思うと
突然目の前に現れたりしてホント気紛れさんでした。
やはり幼鳥だからと言うことなのでしょう。
　曇天なので画像はイマイチですが久しぶりの休耕田は
エリマキシギ幼鳥も居て楽しかったです。
　他の休耕田にはセイタカシギも1個体居てくれました。
願わくばトウネンやヨロネン、キリアイなど小さめな個体にも
会いたいです。そしてジシギもしっかり撮りたいと言うのは
欲張りかな・・・
by ramblin (2021-09-07 17:38) 

こちらも休耕田がほとんど無くシギチが殆ど見られません。
天気が悪い方がいいのは、分かっていても行けないし。
晴れると、こりゃ渡りがし易いだろうなと思う、いい風が吹いて
やっぱりいませんでした。
ただ、河口で久しぶり（↑のコメントにある）の出会いがありました。
by takapy77 (2021-09-07 22:36) 

takapy77さん、この長雨で休耕田は水嵩が増しており
小型のシギチは隠れてしまっているのか見付け辛い状況に
なっています。
　ジシギも畔の奥でじっとしていたりして観察になりません。
河口ですか？今期は各地でキリアイが多く見られている
らしいので此れかな？
by ramblin (2021-09-08 15:46) 

アカエリヒレアシシギの夏羽が見たいですね。
今年は海に行っても何もいないことが多くて面白く無いです。
そろそろ少しは遠出したくなってきましたが、まだなんだか長引きそうですね。
by まっちゃん (2021-09-11 12:25) 

まっちゃんさん、私も見たいですがこればかりは
時期もフィールドも我が県内では難しいような気が
します。
　まっちゃんさんも情勢が許せば離島で探鳥したいと
思っておられると想像しています。
　また最近は天気の悪い日が多いですが晴れて風も良ければ
「鷹の渡り」も期待出来るのではないでしょうか。
by ramblin (2021-09-12 17:24)