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ノビ探(心理的陥穽を心理的シコリが救う) [野鳥]

 地元で見られる可能性が有る鳥はなるべく地元で調達する主義なのだ(水鳥以外は)。
そういう意味でノビタキは最も期待と共に歓迎すべき鳥の一つだ。ところが今期その
ノビタキがどうにも地元で見られない。実績的に近くの田園は渡りの通過点として
考えているので来ない筈は無い・・・でも最短で通過してしまったのか等と色々
考えてしまう。今期は諦めようかとも思ったがやはり会いたい鳥には会いたい。
そこで土曜日遂に意を決して隣町まで自転車で探索に行く事にした。過去に
実績の有る数箇所を巡るがどうにも当たらない。更に未踏の場所へ。。。。

自宅を出て50分あまり・・・やっとこさ
20181013ノビタキ8.JPG

遠過ぎてしっかり観察出来ないが雄の1Wだろうか
20181013ノビタキ6-001.JPG

ところがこの場所には「お邪魔鳥」のチョウゲンが巡回しているらしい・・・・困りモノ
「オービタルリング」や「ろう膜」の色は浅い・・・・幼鳥
20181013チョウゲンボウ5.JPG
20181013チョウゲンボウ12.JPG

引っ込んでしまったノビタキが再び現れるのを待ったが
その内に肝心の田圃で稲刈りが始まってアウト!
移動して近辺を探索したがどうにも当たらない
不完全燃焼の感じだが天気も悪化して来たので止む無く撤退・・・・仕方無し

あくる日の日曜日
鳥見はお休みして家内の買い物のお供
ふと車窓から地元の田圃(自宅から徒歩でも10分)を眺めやると
遠目ではあるが田圃の藁ボッチの天辺に茶系の鳥さんが
どうせモズかスズメだろうとも思うが体型とサイズとシチュエーションが気になった
モズよりは小さいような・・・・・・
スズメが単独で良い感じに藁ボッチの上と言うのも?・・・
でも昨日一応見れたし・・・・・気持ちを納得させるが
こうした些細ではあるが心理的なシコリのようなものも時に役に立つ
食事をしてから
ちょっくら行って来るかい・・・てなものであの田圃へ
そしたら居たのだ
20181014ノビタキ22.JPG

この田圃はクルマや人の往来も激しいのでノーマークだった
当然ノビタキは一番遠い藁ボッチの上で豆ばかりなのだが
時々近くの菜園へ来てくれると此れはやや近い
20181014ノビタキ12.JPG
20181014ノビタキ11.JPG

ノビタキは藁ボッチのような開けた処が好きなようにも思うが
其れだけでは駄目で近くに身を隠せる場所も必要
藁ボッチと周りの雑草と菜園
考えて見ればこのロケーションは考慮すべきだったのだ
交通量の多い道路の脇・・・・此れが心理的陥穽
嗚呼昨日の足が攣りそうな自転車行脚は何だったのか・・・・てなもである
20181014ノビタキ21.JPG
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