SSブログ

再びミコちゃんへ [野鳥]

 この間のミコちゃん3個体について更に深掘りすべく出掛けた。
この日は天気予報通りの曇天。時に雹など降って来て寒さも一入。
これではしっかりした証拠性の高い画像を得るのも難しいかも
しれないとも思うが(この場合の証拠とは勿論種の同定についてでは無い)。
現地に着くとミコちゃんは前回の橋の下では無かった。此れは良しだ。

前回とは気象条件に違いは有るが1週間でかなり見た目に差が有るような・・・
20190112ミコアイサ36.JPG
20190112ミコアイサ14.JPG

今回は三個並びも見られた
ここで一番気になるのは真ん中の子と右の子の嘴だ
真ん中の子の嘴は右の子の其れより長い
20190112ミコアイサ22.JPG

この真ん中の子を更に注目すると
頭頂に白い毛が垣間見える
この時点でこの子が雄であることが分かる
20190112ミコアイサ29.JPG

先の右の子
此方は言わずもがな・・・雌である
20190112ミコアイサ35.JPG

問題はやはりエイジングなのだが
悪天候と撮影技術の拙さで
やはりしっかりと識別点を抑える事が出来ない
不意に飛ばれて対応出来ず・・・・
この画像でも真ん中の子の上背の黒さは明瞭だ
更に3個体とも三列風切から雨覆に至る白色部は切れ目なく続いて見える
するとこの子たちは全て成鳥なのか?
だがこの距離での画像で速断は無理だと思った
20190112ミコアイサ2.JPG

此方は雌確定の子のバタバタ
三列風切からの白色部は途中で途切れているようにも見えるが
大雨覆の白色部自体は雌としては狭いとも言えない気がする
一応雌成鳥としたい
20190112ミコアイサ17.JPG

此方は雌タイプで雄が確定している子のバタバタ
此方の白色部は雄(エクリプスも含め)としては大雨覆の白色部は狭いように思う
小雨覆の白色部も羽縁が目立つように思う
また1月中旬での子をエクリプスと言うのも疑問かも
「氏原本」の273ページに掲載されている
雄1 st win の初期段階と見るのが妥当のような気がする
20190112ミコアイサ18.JPG

皆さんどうして雌タイプの動きの有る絵を撮ろうとしないのかなあ~~?
その子が本当は雄かもしれないのに・・・
nice!(14)  コメント(8)