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近場のシギチはほぼ終わり [野鳥]

 表題の通り近場(特に淡水系)のシギチはほぼ終焉を迎えた。
やや遠目の珍シギに振り回されて近場での探索が疎かになった
感は否めない。

県内の海岸にて
かなり遠くにオオソリとチュウシャクが居る
20190914オオソリとチュウシャク1.JPG

オオソリがチュウシャクにドヤされる
20190914オオソリとチュウシャク3.JPG

なんとかこの個体がコシジロオオソリだと確認される
このシギを珍鳥だと言う方がおられるけど
毎年この時期割とコンスタントに見られる鳥なのだ
20190914オオソリとチュウシャク5.JPG
20190914コシジロオオソリハシシギ3.JPG

チュウシャクの背は見易い
20190914チュウシャクシギ3.JPG

浜辺の現実はこんなもの
このどうしようもない世界にも
鳥さんの求めるモノが有るのは皮肉
キョウジョシギ幼羽
20190914キョウジョシギ2.JPG

シギチマニアにとって
一番有り難くない子が飛来・・・・モーッ!
20190914ハヤブサ1.JPG

前回の記事にもちょこっと登場させたノビタキ
地元での探索が難航を極めているので再登場させた
20190914ノビタキ16.JPG

近所の愛想の無い個体とは大分様子が違った
20190914ノビタキ8.JPG

海辺で無くとも普通に見られる鳥になったので
感動も無いけどイソヒ
20190914イソヒヨドリ2.JPG

シギチの次はカモちゃんだけど
偶には山野の小鳥で遊んでみようか・・・

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恐れを知らぬオコチャマ [野鳥]

 今期の隣町での淡水系シギチ探索は不調。やはり休耕田の少なさがキツイ。
しかしながらその少ない休耕田に採餌条件が整っていればシギチは集うことに
なる。

ツルシギの幼羽
肩羽に一部冬羽
20190914ツルシギ30.JPG

オコチャマが目の前で水浴び
20190914ツルシギ25.JPG

いくら警戒心の少ない幼羽と言えど
至近で迫るカメラマン氏の行動には堪え切れず飛び出してしまう
カメラマンは一人去り二人去り
ただ一人になったオイラはモズやコシアカツバメに遊んで貰う
20190914モズ1.JPG
20190914モズ2.JPG
20190914コシアカツバメ3.JPG

その後ようやくツルシギが戻って来た
光は大分良くなって来た
20190914ツルシギ43.JPG

下面はかなり擦れて来て横斑もボンヤリ
20190914ツルシギ55.JPG

こういう羽衣を見て楽しんでいるオイラは???
20190914ツルシギ48改.JPG

ツルシギの幼羽の足はこんなに鮮やかだったかなあ~
20190914ツルシギ60.JPG

この休耕田にはトウネンも居たが
此方は妙に落ち着かずしっかり観察出来なかったのは残念
20190914トウネン1.JPG
20190914トウネン2.JPG

右から2番目の成鳥
この子がトウネンだったのかも分からず
20190914トウネン6.JPG

此の地でのシギチもこれ以上は期待は出来ないように思う
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コモンの他にはこんな子が [野鳥]

 コモンシギの居た休耕田にはオグロシギその他のシギチも居た。

ヒバリシギの幼羽には時々このように赤みの少ない個体が居る
「シギ・チドリ類ハンドブック」には赤みの濃い個体と共に
このような個体が描かれている
20190907ヒバリシギ20.JPG

泥だらけだが中趾の長いのは分かる
20190907ヒバリシギ17.JPG

オジロトウネン幼羽は
サブターミナルバンドを理解する上で一番最適な存在
20190907オジロトウネン2.JPG

コチドリより一回り小さい
20190907オジロトウネン4.JPG

オグロシギ幼羽
胸はほんのり赤みを帯びる
20190907オグロシギ2.JPG

コモンシギとの親子的シーン
20190907コモンシギ21.JPG

番外は昨日今期初認したノビタキ
背景にぼんやりと映ずる三角形は
県内に住む方なら大抵は知っているであろう有名な岩
20190914ノビタキ2.JPG
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コモン行くもん [野鳥]

 カメラが病院行きになったからには大人しく過去画像との
対話に勤しもうと思った。が、こういう状況の時に「珍なる子」が
現れたら困るなあ・・・と思っていたら案の定出現してしまった。
シギチフリークのオイラにとってこの鳥がプチ遠征の距離で
現れたとなればスルーするなんて事は有り得ない。友人からカメラを
調達して現地にむかった。

この子はシギチマニアで無くとも好きになるに違いない
可愛いのだ
20190907コモンシギ2.JPG

可愛さの分析なんぞ意味の無いことかもしれないが
この子は眼の周囲に斑が無いので柔らかい印象を受ける
20190907コモンシギ11.JPG

一見エリマキに似ているが
エリマキの雌よりも小さい
勿論ムナグロよりもずっと小さい
20190907コモンシギ13.JPG

勿論幼鳥
雨覆に僅かにサブターミナルバンドを感じる
20190907コモンシギ19.JPG

右側面の軸斑が美しい
20190907コモンシギ24.JPG

先月のコシジロウズラシギに続き
今月もライファーゲット出来たのは勿論嬉しい
ただこの鳥はマニアック心を満たしてくれる以上の
ポピュラーな魅力を持っているだけに会えた事の嬉しさもいや増すのだろう
20190907コモンシギ15-001.JPG
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干潟の続き [野鳥]

 コオバやオバの観察に意を注いでいたので他の鳥さんに対しては
熱意の度合いが高くは無かった。それでも渡りで活況を呈している
干潟は賑やかで楽しかった。

オオソリ幼羽
干潟の砂もキラキラしている
20190831オオソリハシシギ15.JPG

此方は成鳥夏羽摩耗個体
嘴が長大なので雌と思われる
20190831オオソリハシシギ16.JPG

此方は雄成鳥
20190831オオソリハシシギ1.JPG

ミユビの群れと
ダイゼン、オバ、オオソリ
ところで飛翔しているオオソリの右の個体
上尾筒だけでなく背の後方まで白色部が伸びている
コシジロオオソリハシシギと思われる
毎年この時期この干潟ではコシジロオオソリが見られる
この日はそんなことは眼中になかったので
オオソリに集中した観察はしていなかったが・・・・
20190831ミユビシギ2.JPG

「ポツンと1個体」でいたコアジサシ冬仕様
20190831コアジサシ1.JPG

ウミネコの飛翔群とオオセグロ1、オオソリ1
20190831ウミネコ2.JPG

足の悪いチュウシャク・・・・未だ居た
20190831チュウシャクシギ4.JPG

メダイは幼羽も増えて来た
20190831メダイチドリ2.JPG

獲物は他の子にはヤラナイ!
20190831メダイチドリ4.JPG

その他ミヤコドリ、キアシシギ、ハマシギ、ソリハシシギ、ダイゼン
オオメダイは手強く「らしい」写真が撮れなかった

間の悪い事は重なりがちなもの
カメラが病院行きの時に珍なる子が来たりして・・・困ったものだ
カメラを借りて出撃の予定だが
撃沈の予感もする~~~
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オバさんとちっちゃなオバさん [野鳥]

 いよいよシギチの秋の渡りも活況を呈して来た。
潮も良しとならば干潟に赴くのを躊躇う理由も無い。
 遠いので致し方無いのだが現地到着が干潮2時間前
となれば干潟は既にかなり広がってしまっている。

オバやコオバはミユビの群れなどと共に居た
先ずはオバ
20190831オバシギ1.JPG

4個体を確認したが
何れもフレッシュなJ
20190831オバシギ6.JPG

成鳥は見られなかった
参考に此方は2017年の同時期のads後期個体
20170826オバシギ15.JPG

この子は肩羽に僅かに冬羽に換羽している箇所が有るが
幼羽らしさに満ち溢れていて好印象
20190831オバシギ12.JPG

コオバの夏羽は見る機会は多くは無いだろう
今回は摩耗の進んだ個体とは言えやはり見ておきたいもの
20190831コオバシギ18.JPG

正直言ってボロボロの羽衣でもあり
美しさを求めて止まないカメラマン諸氏には好評とは言えないかもしれないが
このような中途半端な羽衣を観察するのも
この時期のシギチ詣では意味深いものと考える
20190831コオバシギ15.JPG

そうは言うものの
何かしっかり見れた感じがしない
そうこうしている内にやっと
オバとコオバの軍団が割と近くに来てくれた
しかも此方が海を背に出来るのは好都合
やっと羽衣をしっかり確認出来た
20190831コオバシギ19.JPG
20190831コオバシギ42.JPG

しかしこの時既に黒い悪魔の手が忍び寄って来ていたのだ
オバの背後から黒い影
この時は夢中でシャッターを切っていたので気が付かなかった
20190831オバシギ15.JPG

シャッターがやられてしまった
ついにエラーが出てハイ終わり
この時脳裏にあの歌の替え歌が流れだした
「何でか分からないけど
シャッターいかれちまった
おいらのポンコツとうとうつぶれちまった
どうしたんだ Hey Hey Baby
バッテリーはギンギンだぜ」
CHABOさん(中井戸麗一)のギターが咆哮して
とうとうカメラは病院送り(オイラより先に)
サブ機も持てない貧乏人だから当分は鳥見はお休みだ
でも鳥見の最初に壊れなかったのは良かったかなあ~
若い頃と違って心も体もあまりダメージを感じにくくなっている‥‥それが哀しいって?
20190831オバシギ16.JPG

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