干潟に鬼を見た [野鳥]
以前葛西で見たオニアジサシは豆粒以下であった。今回は干潟に降りて
いる所を見たいもの。
この日の観客は100プラスだったそうだ。こうなると鳥を探すも何も
有ったものでは無いのだが先ずは見るべき個体をしっかり見られれば良し。
砂浜から眺める富士も良し
鳥無しだけど
基本的にオニアジはウミネコの群れと行動を共にしている
ウミネコの群れも一つでは無いので
短期的な居候を決め込む為に違う群れに移動するオニアジには
歩かされもするのでいささか疲れる
オニアジはアジサシ類中最大だと言われる(ウミネコより大)
上面は灰色ワントーン
頭部は退色してごま塩気味
成鳥夏羽からの移行過程に有ると思われる
初列P10の羽軸は黄白色味が目立つ
結構気も強そうだ
オニアジ見物に満足してしまって
他の鳥さんの観察が疎かになった感は否めない
やや遠目にオオセグロの幼羽が遊びに夢中
こう言う暗色の個体を見せられると
スミス(アメリカセグロカモメ)を想起してしまうが
そのオーラが無い
ハマシギ1st win
ハマシギad-w
此方もハマシギと並んで
此の地の冬の顔役とも言うべきミヤコドリ
ぼろぼろだねえ~
ミユビシギ
小櫃川でバンデングされたと推定される個体
兎に角
ライファーでは無いが
殆どライファーに近いオニアジを
比較的近くで見られた事は喜ばしかった
いる所を見たいもの。
この日の観客は100プラスだったそうだ。こうなると鳥を探すも何も
有ったものでは無いのだが先ずは見るべき個体をしっかり見られれば良し。
砂浜から眺める富士も良し
鳥無しだけど
基本的にオニアジはウミネコの群れと行動を共にしている
ウミネコの群れも一つでは無いので
短期的な居候を決め込む為に違う群れに移動するオニアジには
歩かされもするのでいささか疲れる
オニアジはアジサシ類中最大だと言われる(ウミネコより大)
上面は灰色ワントーン
頭部は退色してごま塩気味
成鳥夏羽からの移行過程に有ると思われる
初列P10の羽軸は黄白色味が目立つ
結構気も強そうだ
オニアジ見物に満足してしまって
他の鳥さんの観察が疎かになった感は否めない
やや遠目にオオセグロの幼羽が遊びに夢中
こう言う暗色の個体を見せられると
スミス(アメリカセグロカモメ)を想起してしまうが
そのオーラが無い
ハマシギ1st win
ハマシギad-w
此方もハマシギと並んで
此の地の冬の顔役とも言うべきミヤコドリ
ぼろぼろだねえ~
ミユビシギ
小櫃川でバンデングされたと推定される個体
兎に角
ライファーでは無いが
殆どライファーに近いオニアジを
比較的近くで見られた事は喜ばしかった
間違いに至る病 [野鳥]
この日、県内の遊水池にハジクロ(ハジロクロハラアジサシ)が
来ていると言う事なので行って見た。此の地では個体を見下ろしで
観察出来るので上面の羽衣が見易い。生憎の曇天だが昨今の天気事情では
仕方あるまい。
でもね・・・此れはハジクロでは無い
上面に幼羽の茶褐色斑が虎柄模様に見える幼羽→1回の個体は
クロハラ(クロハラアジサシ)と思って良い(ハジクロは暗色のワントーン気味に見える)
かなりの数を撮ってみたが
総じて上尾筒は尾羽よりやや暗色傾向に有って
腰の色みが尾羽より白いとされるハジクロには合致しない
嘴も短く見えるが
BIRDER誌2014年10月号49ページの写真6の
クロハラ成鳥と幼鳥が隣り合わせている画像のように
幼鳥の嘴は明らかに成鳥よりも短く
ハジクロの特徴とは言えない
ではこの個体を見た多くの方がこの個体をハジクロと思ってしまうのか
その一つの要因は眼の後方に有る黒斑が眼より下に垂れ下がっていると言う
ハジクロの特徴に由来するのだが
此れは嘗て氏原さんがブログ上で指摘された通りクロハラの幼羽や1回にも
当てはまる特徴なので有効な識別点とはなり得ない(古典的な話なのだが)
それよりも皆さんを間違いに誘導してしまう大きな要因が有った
其れはこの個体の出現より10日前位だろうか
成鳥のクロハラが此の地に滞在していたからだろう
体下面の黒斑を残す個体の印象が強く
その後現れた体下面に斑の無いこのクロハラを異種と認識してしまったと思われる
まるで此れはデジャブーのようなのだが
同じような事象が2014年のこの時期にも有って同じような間違いが有ったので
尚更その経験値が誤りの踏襲となってしまったようだ
この事は自戒を込めて言っている訳で
多くの人が述べている事が正しいなんて言えないこともまま有るし
現場に行く前の予習もしっかり行い
信ずるべき土台を保持して出掛けないとイケナイと思った
来ていると言う事なので行って見た。此の地では個体を見下ろしで
観察出来るので上面の羽衣が見易い。生憎の曇天だが昨今の天気事情では
仕方あるまい。
でもね・・・此れはハジクロでは無い
上面に幼羽の茶褐色斑が虎柄模様に見える幼羽→1回の個体は
クロハラ(クロハラアジサシ)と思って良い(ハジクロは暗色のワントーン気味に見える)
かなりの数を撮ってみたが
総じて上尾筒は尾羽よりやや暗色傾向に有って
腰の色みが尾羽より白いとされるハジクロには合致しない
嘴も短く見えるが
BIRDER誌2014年10月号49ページの写真6の
クロハラ成鳥と幼鳥が隣り合わせている画像のように
幼鳥の嘴は明らかに成鳥よりも短く
ハジクロの特徴とは言えない
ではこの個体を見た多くの方がこの個体をハジクロと思ってしまうのか
その一つの要因は眼の後方に有る黒斑が眼より下に垂れ下がっていると言う
ハジクロの特徴に由来するのだが
此れは嘗て氏原さんがブログ上で指摘された通りクロハラの幼羽や1回にも
当てはまる特徴なので有効な識別点とはなり得ない(古典的な話なのだが)
それよりも皆さんを間違いに誘導してしまう大きな要因が有った
其れはこの個体の出現より10日前位だろうか
成鳥のクロハラが此の地に滞在していたからだろう
体下面の黒斑を残す個体の印象が強く
その後現れた体下面に斑の無いこのクロハラを異種と認識してしまったと思われる
まるで此れはデジャブーのようなのだが
同じような事象が2014年のこの時期にも有って同じような間違いが有ったので
尚更その経験値が誤りの踏襲となってしまったようだ
この事は自戒を込めて言っている訳で
多くの人が述べている事が正しいなんて言えないこともまま有るし
現場に行く前の予習もしっかり行い
信ずるべき土台を保持して出掛けないとイケナイと思った
コサメ [野鳥]
「男なのか女なのか」それが問題だ [野鳥]
いよいよカモ観察の季節だ。とは言うもののこの時期の多くのカモは
性別や成鳥・幼鳥などに於いて分かり辛い事も多く敬遠する方も多いだろう。
だがその悩ましい時間も楽しいと思える人間は・・・やっぱり変人の部類なの
だろうか?
カモの羽衣を観察するのに適するシチェーションは地面(杭止まりを含む)
モノだ。水にただ浮かんでいるだけの状態より多くのパーツを検証出来る。
そして飛翔時も識別点を見出す大いなるチャンスだ。
こうした点を踏まえて割と足繁く通うポイントが有る。この公園のさして
大きくも無い池にはわりとまとまった数のコガモが飛来して来る。この池には
コガモが佇むに適する杭が立っており手頃な距離で観察が可能だ。
この個体は雄エクリプスだ
1.脇に雄にしか現れない縞模様の斑が現れて来ている(雄で有る事の絶対的識別点)
2.肩羽は横斑傾向(成鳥を示唆する)
3.脇上部の羽は先端が丸みを帯びる(成鳥を示唆する)
4.大雨覆の淡色帯は幅が広い(雄を示唆する)
5.雨覆の色みはグレー(雄を示唆する)
この個体も雄エクリプス
頭部に僅かに雄の証の緑色部分現れて来ている
此方は成鳥の羽衣を持っている個体だが
雨覆いの色みは褐色みを帯び羽縁も白さが目立つ
雌と識別出来る
此方は幼鳥の特徴を有している個体
肩羽の斑は大きく縦斑傾向が強い
雨覆はグレー
雄と識別出来る
此方は雨覆が褐色みを帯びている
肩羽や脇上部の羽衣から雌幼鳥と識別したい
これで
男か女か
大人か子供かを提示したつもりだが
結構微妙な個体も居て悩ましさは半端ない
突然目前を横切って塒に入るヨシゴイ
反応出来ない
時折飛来して来て
池の上を飛び回るヒメアマツバメ
性別や成鳥・幼鳥などに於いて分かり辛い事も多く敬遠する方も多いだろう。
だがその悩ましい時間も楽しいと思える人間は・・・やっぱり変人の部類なの
だろうか?
カモの羽衣を観察するのに適するシチェーションは地面(杭止まりを含む)
モノだ。水にただ浮かんでいるだけの状態より多くのパーツを検証出来る。
そして飛翔時も識別点を見出す大いなるチャンスだ。
こうした点を踏まえて割と足繁く通うポイントが有る。この公園のさして
大きくも無い池にはわりとまとまった数のコガモが飛来して来る。この池には
コガモが佇むに適する杭が立っており手頃な距離で観察が可能だ。
この個体は雄エクリプスだ
1.脇に雄にしか現れない縞模様の斑が現れて来ている(雄で有る事の絶対的識別点)
2.肩羽は横斑傾向(成鳥を示唆する)
3.脇上部の羽は先端が丸みを帯びる(成鳥を示唆する)
4.大雨覆の淡色帯は幅が広い(雄を示唆する)
5.雨覆の色みはグレー(雄を示唆する)
この個体も雄エクリプス
頭部に僅かに雄の証の緑色部分現れて来ている
此方は成鳥の羽衣を持っている個体だが
雨覆いの色みは褐色みを帯び羽縁も白さが目立つ
雌と識別出来る
此方は幼鳥の特徴を有している個体
肩羽の斑は大きく縦斑傾向が強い
雨覆はグレー
雄と識別出来る
此方は雨覆が褐色みを帯びている
肩羽や脇上部の羽衣から雌幼鳥と識別したい
これで
男か女か
大人か子供かを提示したつもりだが
結構微妙な個体も居て悩ましさは半端ない
突然目前を横切って塒に入るヨシゴイ
反応出来ない
時折飛来して来て
池の上を飛び回るヒメアマツバメ
黒い子に手を焼く [野鳥]
この日前回不完全燃焼過ぎたクロツグミに再挑戦してみた。
黒い鳥さんはキンクロハジロでさえ撮るのが難しいと感じる
時が有るが警戒心が半端で無いクロツグミには尚の事手を焼かされる。
だがこの日は地鳴きをしてくれたので当たりは付けやすかった
身を低くしてじっと樹上に目を凝らすと・・・
暫し待つとやや低い位置に枝止まりする
やっと其れらしい感じで視認出来た
喉は真っ黒で無く縦斑状
風切にも幼羽を残す
嘴の黄色みも鈍く
1sからの移行過程に有る個体と考えられる
クロちゃんはドンドン地上に向かって移動する
予想通り水場へ急いでいる
その後藪に入ってロスト
短時間では有ったが前回よりは大分マシに見られた感が有る
センター内の植生が大分変って来ているような気がする
ミゾソバ(らしい)が群れ咲いている
其処へ立ち寄るホウジャクを撮ろうと思うのだが此れが下手過ぎてイケナイ
まあ鳥もまともに撮れないのだから虫がちゃんと撮れる筈も無いのだが・・・
もう直ぐそこにデッカイ台風が迫って来ている
オイラのボロ家にどんなダメージを齎すのか・・・心配だなあ
黒い鳥さんはキンクロハジロでさえ撮るのが難しいと感じる
時が有るが警戒心が半端で無いクロツグミには尚の事手を焼かされる。
だがこの日は地鳴きをしてくれたので当たりは付けやすかった
身を低くしてじっと樹上に目を凝らすと・・・
暫し待つとやや低い位置に枝止まりする
やっと其れらしい感じで視認出来た
喉は真っ黒で無く縦斑状
風切にも幼羽を残す
嘴の黄色みも鈍く
1sからの移行過程に有る個体と考えられる
クロちゃんはドンドン地上に向かって移動する
予想通り水場へ急いでいる
その後藪に入ってロスト
短時間では有ったが前回よりは大分マシに見られた感が有る
センター内の植生が大分変って来ているような気がする
ミゾソバ(らしい)が群れ咲いている
其処へ立ち寄るホウジャクを撮ろうと思うのだが此れが下手過ぎてイケナイ
まあ鳥もまともに撮れないのだから虫がちゃんと撮れる筈も無いのだが・・・
もう直ぐそこにデッカイ台風が迫って来ている
オイラのボロ家にどんなダメージを齎すのか・・・心配だなあ
近所のノビタキ [野鳥]
この時期自宅付近の田圃を巡回してノビタキを見付けるのが
恒例で有り其れが楽しみだ。しかしながら何時もの事なのだが
此処のノビタキは警戒心が強く撮影となると思うに任せない。
この日は厄介なモズのお出ましも無いので何とかなるかと
思ったがやはりノビタキはかなり遠い
これでは今日も存在確認だけに終わりそうだと思って武器を片付けようと思った時
ムクドリの群れが降り立ち
それに驚いたのか
ノビタキはわりと近くのポールに・・・
だがそれも束の間
また遠目へと
サービスは悪いながらも
今期も近場に来てくれたことを有り難く思うべきなのだろう
尺が短すぎるので
先月末の近隣田圃から
ツバチ冬羽
此方は用水路の中で難渋しているタマちゃん父子
伝え聞くところによると
その後人の手を借りて脱出したようだ
その行為には賛否有るところだろうが
やはり正直安堵の思いは有る
恒例で有り其れが楽しみだ。しかしながら何時もの事なのだが
此処のノビタキは警戒心が強く撮影となると思うに任せない。
この日は厄介なモズのお出ましも無いので何とかなるかと
思ったがやはりノビタキはかなり遠い
これでは今日も存在確認だけに終わりそうだと思って武器を片付けようと思った時
ムクドリの群れが降り立ち
それに驚いたのか
ノビタキはわりと近くのポールに・・・
だがそれも束の間
また遠目へと
サービスは悪いながらも
今期も近場に来てくれたことを有り難く思うべきなのだろう
尺が短すぎるので
先月末の近隣田圃から
ツバチ冬羽
此方は用水路の中で難渋しているタマちゃん父子
伝え聞くところによると
その後人の手を借りて脱出したようだ
その行為には賛否有るところだろうが
やはり正直安堵の思いは有る