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林道とMFで [野鳥]

 不整脈の憂いがほぼ無くなったので林道を歩いてみたくなった。

気色の悪い隧道を気合を入れてゆっくりと進む
「トンネルを抜けると其処は夏鳥の世界だった」なんちゃって
と言える程に鳥の気配が変わるのが面白い
トンネルの出口付近ではクロツグミのけたたましい警戒音が響いて来たので
「ゴメンナサイ」とばかりそそくさと通過する
オオルリの囀りがシャワーとなって降って来るのが心地良い
直ぐに近距離で遭遇する
羽衣が若いけど必死に叫ぶ姿が良いなあ~
20240420オオルリ7.JPG
20240420オオルリ8.JPG

別個体
とても暗い処で
20240420オオルリ10.JPG
20240420オオルリ11.JPG

別個体
近くで鳴いているが見付からない
何と崖の裏側に居た
20240420オオルリ14.JPG
20240420オオルリ15.JPG

別個体
これぞソングポストと言う感じ
20240420オオルリ12.JPG

この時期になるとミソサザイも籠っている個体が多いせいか
目立つ場所で威勢よく鳴いている子も少なくなるようだ
20240420ミソサザイ1.JPG
20240420ミソサザイ3.JPG

久し振りに2万歩以上歩いたので帰路はヘロヘロ
集中力を欠いてクロツグミに飛ばれてしまった

でも次の日にMFでクロちゃんに会えたので良かった
下手ッピーな画しか撮れなかったけど
20240421クロツグミ5.JPG
20240421クロツグミ1-001.JPG

キビタキも複数鳴いていたけど
見られたのは若そうなこの子だけ
20240421キビタキ3.JPG

コサメビタキも遠いけど何時ものポイントで見られた
20240421コサメビタキ7.JPG
20240421コサメビタキ4.JPG
20240421コサメビタキ8.JPG

MFで夏鳥3種見られたので小満足

冬鳥のアオジ
お別れの挨拶かな
20240421アオジ1.JPG

この子で〆ようか
20240421シメ1.JPG

でも留鳥のエナガも入れちゃえ
20240421エナガ1.JPG
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干潟にて [野鳥]

 この日は天気も良く体調もほぼ戻ったしで
干潟にシギチを見に行った。
見たい鳥も有ったが居ないのか見付けられないのか
タイミング的には難しいだろうと思っていたので
見られなくとも落胆は無かった。

シギチを見る前に一応ビロキンの様子を窺がう
潮が引き気味だったので案の定遠くで寝ていた
遠いけどスズガモより大きいし色黒
尾羽の突出の違いも分かり易い
20240413ビロードキンクロ2.JPG
20240413ビロードキンクロ1.JPG

干潟ではピーカンの天気も歓迎出来ないな
ミヤコドリ
20240413ミヤコドリ2.JPG

オオソリの夏羽個体も増えて来た
20240413オオソリハシシギ4.JPG
20240413オオソリハシシギ5.JPG
20240413オオソリハシシギ8.JPG

堂々たる体躯の雌
20240413オオソリハシシギ2-001.JPG

ダイゼンはじっとしている個体が多い
夏羽に移行中
20240413ダイゼン5.JPG

此方は換羽が殆ど進んでいない
腹に幼羽が見られるようだ
フラッグは上が青く四角、下が白でK3と読める
東京湾で放鳥された個体
20240413ダイゼン2.JPG

ハマシギの群れ
忙しなく歩行採餌
20240413ハマシギ1.JPG

図鑑的な姿勢だけど換羽は中途半端
20240413ハマシギ5.JPG

やはりミユビは真っ白な冬羽の方が良いけど
20240413ミユビシギ2.JPG

コアジサシが一騎迷い込んだみたいにハマやミユビの群れの中で
水浴びをする
20240413コアジサシ1.JPG

ミユビにドヤされているみたいだね
20240413コアジサシ6.JPG

網目越しのハジロカイツブリ
夏羽完成までもう少し
20240413ハジロカイツブリ2.JPG

成果は乏しいし
長靴が水漏れで靴下がビショビショになったのは最悪に近かったけど
その他諸々を割り引いても干潟でシギチを見る楽しさは大きいと言える
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雑 all right [野鳥]

 前日に未見のシギが入ったとの報が有り迷ったが
先日の宿題を片付ける為にカモを見に行く。

オナガガモ×ヒドリガモ
前回なんでこの子を見付けられなかった原因はと言うと
多分10メートルばかり歩を進めるのを厭う気持ちが働いた為だろう
20240406オナガガモ×ヒドリガモ13.JPG

長く垂れた肩羽
黒く長めの尾羽
これ等はオナガガモを示す
20240406オナガガモ×ヒドリガモ10.JPG

頭部はヒドリガモ系の感じ
20240406オナガガモ×ヒドリガモ8.JPG

桜も満開の時期と有って公園の散歩者は多いが
人馴れしている多くのヒドリガモ同様で
気にすることも無く黙々と草を食む
20240406オナガガモ×ヒドリガモ7.JPG

この日のもう一つの狙いは
アカハジロ×メジロガモだったが
天気も良く無いし鳥は遠いで難航した
満足出来る画は一つも撮れなかった

メジロガモ的な尖がり頭が見られた頻度は少なかったが
こんな感じ
20240406アカハジロ×メジロガモ1-001.JPG

嘴の根元と耳羽に赤みが有る
雌だ
嘴はガッチリしていてアカハジロ的
脇は赤褐色部が広くメジロガモ的
20240406アカハジロ×メジロガモ14.JPG

腹には幼羽が見られる
1st winからの移行過程に有ると言うことか?
20240406アカハジロ×メジロガモ29.JPG

初列風切は外側の方が灰色みが強い
20240406アカハジロ×メジロガモ35.JPG

画像が悪くて困りものだが
嘴爪の広がりは少ないように思った
20240406アカハジロ×メジロガモ30.JPG

マガモとサイズを比べても意味ないかもしれないが
20240406アカハジロ×メジロガモ8.JPG

オオバンと比べたら
20240406アカハジロ×メジロガモ33.JPG

アカハジロとメジロガモの雑種は珍しく無いが
今回は雌と言うことで食指が動いた
今回は絵的にも証拠性の観点からも少し残念だったが
all rigitとしよう

締めがユリカモメと言うのはチト弱いけど
20240406ユリカモメ1.JPG
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足慣らし [野鳥]

 行きたい場所が有ったが病後(幾分病中でも有るかもしれないが)でも有り
無理せず近場のMFへ。

Rの池付近ではモズが獲物を咥えてウロウロする姿が見られた
もう営巣時期だよね
20240330モズ1.JPG
20240331モズ1.JPG

久し振りの鳥見なので
「来る鳥は拒まず」の方針だったが
ヒヨドリとガビチョウだらけで辟易した

アカゲラが安定的に見られるのが救い
20240330アカゲラ1-001.JPG
20240330アカゲラ2.JPG
20240330アカゲラ5.JPG

アオジ
20240331アオジ1.JPG

ヤマガラ
20240331ヤマガラ1.JPG

旬を過ぎたカタクリ
20240331カタクリ1.JPG

ミツマタ
20240331ミツマタ1.JPG

天気は良かったので収穫は乏しいが気持ち良く歩けた
そろそろ干潟方面や林道でも動きが見られて来たので
元気に歩けたら良いな 
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暫く鳥見に行って無い [野鳥]

 今月の1週目に心臓のカテーテルアブレーションを施術してもらった。
当初は大してリスクを伴う手術では無いと高を括っていたのだが
存外退院後に予期せぬ不調に見舞われて今やっと体力的にも
戻って来たと言う具合だ。
 そんな訳で今回は入院前に出掛けた都内公園で出会った鳥さんを。

お目当てのカモには会えずちょっとがっかり。
代わりにわりと近くに来てくれたアメヒ
アメヒとしては文句の無い個体だと思う
20240303アメリカヒドリ4.JPG

大分仕上がって来た感じのカンムリカイツブリ
20240303カンムリカイツブリ1.JPG

水鳥の成果も無いので園内をウロウロ
アカゲラ雄成鳥
20240303アカゲラ1.JPG

眠そうに枝止まりしていたツミ雄成鳥(成熟感は薄いが)
20240303ツミ3.JPG

目の前に来たコゲラ
20240303コゲラ1.JPG

えらく高い場所で採餌していたウソ雌
20240303アカウソ4.JPG

ミゾゴイも少し粘ってはみたが全くサービスは無し(ミゾゴイも水鳥だよね)
20240303ミゾゴイ1.JPG
20240303ミゾゴイ4.JPG

此方は2013年11月都内仙台堀北公園でのミゾゴイ
20131116ミゾゴイ2.JPG

まあ体調も大分戻って来たの徐々に鳥見へ行こうかとも思う
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大きな川で若い道化師を見た [野鳥]

 昨日は久し振りの晴れ間となり見たいと思っていた子を見に行けた
シノリガモはの英名はHarlequin Duckだ。要するに道化師のようなカモと言うことだろう。
シノリガモは九十九里や県内の海岸で何度も見たことが有るが今回
大きな川の中流に飛来していると言うことで、こりゃあ面白いと思い行って見た。

電車を乗り継ぎ現地に到着すると直ぐにシノリガモは見付かった
雄の1年目の個体だが今まで見て来た1年生より1stwinに近い。
頭側線に少し赤みが出始めている
20240224シノリガモ10.JPG                                                                           

シノリガモは一頻り潜水浮上を繰り返しながら採餌をしていたが
暫くすると下流方面に移動
そして小さな中州へ
20240224シノリガモ17.JPG

此処でお約束の羽ばたきをしてくれたが
これが何と11秒間もサービスだった
20240224シノリガモ27.JPG
20240224シノリガモ28.JPG

腹はまだ幼羽がびっしり
20240224シノリガモ30.JPG

隣のマガモ雌とのサイズ感はこんな感じ
20240224シノリガモ32.JPG

まだ未完成な1年生だけど
わりと光の良い環境で羽衣の状態を観察出来たのは良かった
20240224シノリガモ38.JPG

実は過去にもシノリガモの雄1年生は何回か見たことが有る
この個体は2014年月、野比海岸に注ぐ河口付近の小川だ
尾羽が摩耗していて如何にも幼羽っぽい
20140125シノリガモ14.JPG

此方も過去ブログに既出だが
2022年3月の馬堀海岸にて
更に幼い
20220320シノリガモ7.JPG
20220320シノリガモ13.JPG

最後に
2016年3月の野比海岸にて
前から雌1年、雄1年目、雄成鳥の順
20160326シノリガモ18.JPG

このところの天気の乱高下に合わせるように体調も乱高下するので困りモノ
体調が良ければ面白い子を見に行きたい
レンジャク以外の・・・・・この変わり者が・・・と言われそう
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ミコアイサ考 [野鳥]

 この日は久し振りにミコアイサの居る公園に出掛けた。
やや苦手な団体行動での鳥見なので気分的には落ち着かない。

此の地へのミコアイサの飛来は年々遅くなっている
しかも今季は2個体だけだ

雄成鳥と雌成鳥
雄成鳥の雄大さと雌成鳥のコンパクトさが際立つ
20240217ミコアイサ27.JPG

つい普通に眺めて美しさを堪能すればいいや・・・てな気持ちになるが
20240217ミコアイサ10.JPG
20240217ミコアイサ7.JPG

雨覆は純白
20240217ミコアイサ16JPG.JPG

雌成鳥
眼先は黒い
嘴は雄に比べると小ぶりに見える
20240217ミコアイサ18JPG.JPG

雨覆に汚れっぽさは無い
20240217ミコアイサ14JPG.JPG

何となくこの日一番好ましく思えたのは此れ
20240217ミコアイサ20.JPG

因みに2020年1月の画像なのだが
手前の個体の雨覆が純白で無いので1年目の個体と知ることが出来る
20200111ミコアイサ31.JPG

此方は2019年1月
雄1年目の個体
頭部に白い毛と雨覆いの汚れ感に注目
20190112ミコアイサ29.JPG
20190112ミコアイサ30.JPG

てな訳で人に気遣い気遣われの行動だったので
しっかりした観察も出来なかったが
まあこの鳥は見て楽しめばと言う範疇に有るとして良し!

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動かざること山の如し・・・と言う程でも無いけどね [野鳥]

 先週MFで先輩がベニマシコを撮られたので
今週はオイラもと思って出掛けた

先ずは先週のトラちゃん
杉の採穂林に居たが愛想なく直ぐに飛ぶ
20240211トラツグミ1.JPG
20240211トラツグミ2.JPG

カシラダカを見ると
2009年、2010年頃のミヤマホオジロで賑わったMFを思ってしまう
MFで最後に確認出来たのは2016年の1月だった
20240211カシラダカ1.JPG

イカルは個体数が多いけどシメは少ない
20240211シメ2.JPG

何時もその存在を誇示するかのように目前を徘徊するジョウビ雌
20240211ジョウビタキ1.JPG

アオジも警戒心が薄くなり盛んに地上で採餌
20240211アオジ1.JPG

ルリビタキのサービスは少なくなったが
それでも時々は目の前に現れてくれたりして
まだ若い雄
20240211ルリビタキ3.JPG
20240211ルリビタキ6.JPG

そして昨日のベニマシコ
時々か細くフィッフィッと地鳴きするのを頼りに
動き回らずに待つこと約2時間
やっとお出まし
良い画は撮れなかったが
MFで出会えるのはそうそう無いので良かった
20240218ベニマシコ7-002.JPG
20240218ベニマシコ8-001.JPG


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遊水地のタマシギ [野鳥]

 歩行中でも電車に乗っている時でも頭の中に音楽が
流れている事が多い。鳥見への移動中もそうだ。
気分的にノリノリの時には「Georgia Camp Meeting」だ。
これはステファン・グロスマンの教則レコード「How To Play Ragtime Guitar」に
載っていたバージョンが素敵だ。気分がイマイチな時は邦題の印象とは違うのだが
「恋とはどんなものかしら」(フィガロの結婚より)が景気付けに最適だ。
この日は久し振りに心身共に上げているので目的への歩行も良い感じだった。

この遊水池には近くの公園の池にコガモ観察をする序に寄り道することが多い
コンクリートで囲まれたちっぽけで味気も無い遊水地だが
こんな場所にもそれなりに鳥さんはやって来るのでね
2015年の12月に此処を訪れた時に偶然タマシギを見付けた
その折は殆ど話題にもならなかった様な記憶が有るが
最近もこの場所で冬を過ごしているらしい
タマシギはこの辺りでは留鳥と考えるが最近は夏場の繁殖時期に
見られる事が少なくなった。

朝早くからスタンバイしたがタマちゃんは隅っこで固まっているばかり
3個体
20240210タマシギ14.JPG
20240210タマシギ20.JPG

ようやく14時前に雄が1個体動き出した
これは定刻の出勤らしい
20240210タマシギ29.JPG

水浴びなどする
茶色の世界なので何だかなあ~
20240210タマシギ34.JPG

羽も広げてくれたが
20240210タマシギ40.JPG

一仕事終えたかのように元の位置へ移動する
20240210タマシギ51.JPG

短いショータイムは終わったがもう少し粘ってみる
すると雄別個体が採餌を始めた
20240210タマシギ58.JPG

続いてやっと雌個体が登場
この時期だからかなり地味
因みに雌の雨覆には丸斑は無い
後ろ向きの雄には丸斑が有る
成鳥か1回冬羽かは分からない
20240210タマシギ61.JPG

タシギ
20240210タシギ1.JPG

たとえタシギでも尾羽を広げてくれると嬉しい
重なっている箇所が見辛いが14枚と考える
オオジシギやチュウジシギもこんな風に尾羽を広げてくれたら良いなあ
20240210タシギ5.JPG20240210ジョウビタキ2.JPG

例によって良い画像は得られなったが
それなりに小満足して帰路に着いた

オマケは自宅ベランダからお隣さんの梅メジロを・・・
20240209メジロ5.JPG
20240209メジロ6.JPG
20240209メジロ7.JPG
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MFその他 [野鳥]

 最近は体力的にも不安が有るので行き易いフィールドばかり行っている。
出会いは殆どお馴染みさんの鳥さんばかりだがしょうがない。

近隣の公園のトモエガモ
まだ脇上列には旧羽が残っている
20240117トモエガモ1.JPG

別個体
脇羽の換羽は遅れている
20240117トモエガモ9.JPG

雌成鳥
20240117トモエガモ7.JPG

雌の飛び出し
20240117トモエガモ4.JPG

オナガガモ非生殖羽
20240117オナガガモ4.JPG
20240117オナガガモ5.JPG

この公園には多いアオゲラ
20240117アオゲラ1.JPG

MFのリュウキュウサンショウクイ
20240128リュウキュウサンショウクイ1.JPG

中々手強いトラツグミ
20240128トラツグミ3.JPG

少し見易くなったシメ
20240203シメ1.JPG

池の端で
シロハラのお食事
20240128シロハラ1.JPG

ルリビタキの出が悪くなったけど
この子だけは何時も顔を見せてくれる
20240203ルリビタキ9.JPG

今日は朝から小雨
明日以降は雪になるのかなあ~

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