昨日の猫道 [猫撮物語]
ミーコの思い出 [猫撮物語]
今のチロルを飼うずっと以前ミーコという猫が
我が家に居た。生まれて直ぐに拾われて来て
19年も生きた。
ミーコの思い出と言うよりもミーコにまつわる
家族の思い出なのだが・・・・・或る時何時もの
ように酔っ払った親父がこれまた何時ものよう
にミーコをムギュッと抱きかかえようとした。大
人しいミーコは常ならば厭々ながらも従順に為
されるがままになるのだがその時は虫の居所が
悪かったのか親父の指をガブリと噛んだ。慌て
た親父が「医者に行かなきゃ」と言って行った先
が犬猫病院だったという「オチ」が付いてはオフ
クロも恥ずかしくてその犬猫病院に行き難いと
ぼやいていた。でもそのオフクロも私から見ると
かなり恥ずかしい出来事が有ったのだ。それは
長生きのミーコもいよいよ往生が迫って来た時の
こと。己が死に様を誰にも見られたくないミーコは
そっと我が家を抜け出した。ミーコが居なくなった
と知るやオフクロは半狂乱、ご近所さんも御構い
無しに「ミーコ!ミーコ!」の大絶叫。挙句の果て
に、それはもう執念というべきか・・・どこかの草
深い野っ原で静かに息を引き取ろうとしている
ミーコを探し出し家に連れ戻したのだ。ミーコに
とっては望まない最後で有ったのだろうが・・・・。
こんな情景を「高田渡」さん風に詩とか歌にした
いと思うのだが実現出来ていない。
居心地が良いのか悪いのか
見上げる先には・・・・・・
我が家に居た。生まれて直ぐに拾われて来て
19年も生きた。
ミーコの思い出と言うよりもミーコにまつわる
家族の思い出なのだが・・・・・或る時何時もの
ように酔っ払った親父がこれまた何時ものよう
にミーコをムギュッと抱きかかえようとした。大
人しいミーコは常ならば厭々ながらも従順に為
されるがままになるのだがその時は虫の居所が
悪かったのか親父の指をガブリと噛んだ。慌て
た親父が「医者に行かなきゃ」と言って行った先
が犬猫病院だったという「オチ」が付いてはオフ
クロも恥ずかしくてその犬猫病院に行き難いと
ぼやいていた。でもそのオフクロも私から見ると
かなり恥ずかしい出来事が有ったのだ。それは
長生きのミーコもいよいよ往生が迫って来た時の
こと。己が死に様を誰にも見られたくないミーコは
そっと我が家を抜け出した。ミーコが居なくなった
と知るやオフクロは半狂乱、ご近所さんも御構い
無しに「ミーコ!ミーコ!」の大絶叫。挙句の果て
に、それはもう執念というべきか・・・どこかの草
深い野っ原で静かに息を引き取ろうとしている
ミーコを探し出し家に連れ戻したのだ。ミーコに
とっては望まない最後で有ったのだろうが・・・・。
こんな情景を「高田渡」さん風に詩とか歌にした
いと思うのだが実現出来ていない。
居心地が良いのか悪いのか
見上げる先には・・・・・・