雪加（セッカ）美人

　目的の鳥がどうにも見付けられず止む無く河川敷方面を
散歩する。やはり暑いのだが風がかなり有るので助かる。

川岸と砂礫地帯をコチドリがウロウロ


今の時期、人間世界では盛夏であるけれど
野鳥の世界では冬羽への衣替えが進んでいる子も多い
黄色いアイリングの幅が狭くなっている（それでも輝きは有るのでイカルチドリで無い）
上面の磨耗が激しい
退色もかなり進んでいる
一見尾羽の突出が見られるように思うが翼先端が下に垂れてそう見えるだけ


威嚇音を発しながらオイラの周りをコンパスで円弧を描くように
グルグル廻りする
此れは緊張のポーズだ
するってえーと近くに大事な場所が有るのだろう
長居は無用だ


セッカは大好きな鳥だ
一年中観れる鳥だが
この真夏に一時の清涼さえ覚えさせてくれる
けれど最近は以前のようには簡単には会えなくなった
近所の田圃でも普通に居たし
川沿いの公園の端っこの草地に愛想良く佇んでいたり・・・
それが最近で「ヒッヒ、カッカ」の声を聴くのに少し足を
使わされるようになった

大逃げもしないが見易い場所にも止まらない


プレゼント用なのか
餌を口にしたまま食べようとしない


お得意の「開脚セッカ止まり」
草でもやれるのだね


そして本日の猫
外で三毛に会うのは久し振り

コメント 4

繁殖、子育てを終えて鳥達は既に次の季節に向かっているのですね。
植物もまた曼珠沙華や桔梗が咲き出しているのですから、「暑い、暑い、
夏本番」などと言っているのは人間だけという事でしょうか・・・。
見返り三毛さん、何とも言えない表情です。
by queso (2014-07-31 21:06) 

quesoさん、鳥にとっては四季という感覚は無いかも
しれませんね。繁殖期と非繁殖期が有るだけで。
　三毛は意外と配色の芳しく無い子が多いですけど
この子は無難です。
by ramblin (2014-07-31 21:44) 

開脚セッカ止まりが楽しいですね。d(^_^o)
コチドリは走っても速いのですよね。
by ナビパ (2014-08-01 20:06) 

ナビパさん、此れはセッカの得意芸です。セッカは
留鳥ですからナビパさんのフィールドでも見られる
筈です。地味ですけどスッキリ系の鳥です。
by ramblin (2014-08-01 22:18)