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MFのお馴染みさんたち [野鳥]

 普段は訪れる人も少ないMFだがルリビの居るこの時期にとなると
鳥屋さんの数も多くなる。当然色々な人が居てその行動を人間観察する方が
鳥を見るより面白い・・・なんて多少の皮肉をまじえて思ったりする。
じっと同じ箇所に腰を据える人、忙しなく彼方此方行ったり来たりする人
中には餌を撒いたりテープの声で誘因したりする輩も居たりるする。
 そんな中オイラが何時も興味深いと思う先輩が居る。この人は耳はあまり
良く無い。視力はも人並みだと思う。鳥の知識もそれ程でも無い。
それでもMFでの観察眼は確かなモノが有る。思うにこの人の最大の特質は
その静謐さに有る。知らぬ間に静かに背後に立たれてビックリする事が多々有る。
「静かなること林の如く」は鳥見に於ける大いなる武器となり鳥にとっても
ノーマークになる事もまま有るだろう。

ところでMFのルリビタキの状況はどうかと言うと
サービスの良し悪しはその時々で色々で
それは人間の動向に因るところが多いと思う
この個体は一時まるで見世物のようにサービスが良かったが
次の週には引っ込み思案になった
20240107ルリビタキ3.JPG

この個体の出も段々悪くなって来ている
20240107ルリビタキ6.JPG

子の若雄だけはコンスタントに顔出ししてくれる
尾羽の先端が蝶の「尾状突起」のようになっている
成鳥個体の滑らかさとは大分違う
カモ観察に於ける尾羽の「先割れ」を想起しまう自分に笑えた
20240113ルリビタキ3.JPG
20240113ルリビタキ4.JPG

警戒心の強い雌個体
20240113ルリビタキ6.JPG

何時もルリビを追いかけ回すジョウビ
20240107ジョウビタキ1.JPG

イカルも人が多いので低い位置に降りて来ない
20240107イカル1.JPG
20240113イカル1.JPG

イカルと違ってシメの個体数は減っている気がする
20240113シメ1.JPG

ヤマガラのお食事
何食べてるの?
20240113ヤマガラ2.JPG
20240113ヤマガラ3.JPG

カシラダカ
20240114カシラダカ1-001.JPG

今季は氷上のルリビは期待出来ないかな
代役のキセキレイ
20240114キセキレイ2.JPG
20240114キセキレイ3.JPG

こんなややこしい所で尾羽ピン!してくれてもなあ~
20240113ミソサザイ1.JPG

池の結氷は薄く
氷が張っていないミステリーサークルのうような領域でコガモたちが集う
20240114コガモ2.JPG

べつの日のコガモ
コガモ大好きだ
20240113コガモ6.JPG

今朝は予想より早く雨が降り出して来た
明日も荒れそうで鳥見は無理そうだ
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kozakura

近接で人が多く集まるところはいずれ鳥も来なくなる、と思い込んでいましたがルリビは皆を楽しませてくれる冬の固定客ですね。
最近シメは居そうで会えない鳥、になってしまいました。
厳寒というほどの冷え込みを感じませんが、土日の雨はイタイですね。ミソサザイの囀りもこの春はまた聴きたいところです。
by kozakura (2024-01-20 14:37) 

風神

人が多いと小鳥達も出難いんでしょうね^^;
そんな中でも、これだけの鳥見が出来たのは、申し分無いですね。
キセキレイの下は、凍ってるんですね。元気ありますね(笑)
by 風神 (2024-01-20 15:32) 

ramblin

kozakuraさん、MFはお山に近いので降りて来るルリビタキ
にとっては飛来し易い場所なのかもしれません。
少々人が居てもマイペースで居たりカメラマンに向かって
恣意的な様子を見せたりもします。また手なずけられ易い
感じも有るので不届きなカメラマンも来たりもします。
 以前は樹上に沢山のシメが群がっている光景も見受けられたリ
したものですが昨今はかなり寂しい感じになっています。
 私は土日の鳥見が主になるのでこの荒天は確かにイタイでです。
やはりミソサザイは早春の渓谷で見るのがベストですね。

by ramblin (2024-01-20 15:59) 

ramblin

 風神さん、基本的には人の姿が多い場所では鳥の出が
悪くなると思います。そんな時には人の群れを横目に
少し違うポイントに向かうと鳥さんに出会うことが有ります。
 ルリビタキやキセキレイはよく氷の上に乗りますよ。
by ramblin (2024-01-20 16:06) 

queso

自身の存在を消すかのような探鳥・・・私もかくありたいです。
人気の冬鳥ルリビタキは、縄張りで待つ方達も多いですが、
すぐ傍で立ったまま数人で待っている場合は、やはりなかなか
出て来てはくれない場合が殆どではないでしょうか。
(餌付けされた個体は別ですが)
この週末は冷たい雨となりましたね。ミソサザイの元気な声が
渓流に響く頃が待ち遠しいです。^^
by queso (2024-01-20 17:30) 

takapy77

「静かなること林の如く」は鳥見に於ける大いなる武器。
分かりますね。私もそうありたいと思うのですが、
なかなか出来ません。
鳥たちは、人の気配を感じると直ぐに逃げますから
気配を消した方がいいのですが、難しいです。
今シーズンは、まだルリビタキにお会い出来ていません。
このまま、シーズンが終わってしまいそう。
ミソッチは、今シーズンも居るようですが、お会いできません。

by takapy77 (2024-01-20 20:18) 

ramblin

quesoさん、彼の人が能役者のような所作をしている訳でも
無いのですが何故かその存在を目立立てさせることが有りません。
 バーダーも野鳥に対する姿勢は色々で中にはルリビタキやクロジを
餌付けするような人も居てフィールドに居ても腹立たしい思いを
することが有ります。
 土日のこの天気は予想していた通りですがやはり残念です。
ミソサザイこんな写真しか撮れませんでした見る事だけでも
価値有と思ってはます。
by ramblin (2024-01-20 20:48) 

ramblin

 takapy77さん、「風林火山」の内でバーダーとして
大事だと思えるのは「林」と「山」でしょうか。
「林」は記事の通りですし「動かざること山の如し」も
得意な先輩が居てこれまた見習うべき姿勢だと思っています。
 MFは以前からルリビタキだけはしっかり飛来してくれる
フィールドです。まあそれだけでも有難い事なのでしょう。
 脳裏にミソサザイの事は無かったのですが強めの地鳴き
でその存在を知ることが出来ました。
by ramblin (2024-01-20 21:00) 

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