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鳥が鳥を呼ぶ? [野鳥]

 相変わらずのMF詣で

鳥の出はすこぶる悪く出会いには相当な根気が必要だ
大分待たされたがやっとエナガの群れが来た
20231021エナガ1.JPG

この木にご執心
20231021エナガ6.JPG

エナガ有る処にリュウキュウサンショウクイ有り
この組み合わせは鉄板に近い
エナガの群れの中では何時もより優しいトーンで鳴いている
20231021リュキュウサンショウクイ8.JPG
20231021リュキュウサンショウクイ13.JPG
20231021リュキュウサンショウクイ9.JPG

カケスが「ギャーッ」と喚く時に猛禽が現れる
この日はノスリだ
獲物が小さ過ぎはしませんか・・・てなもの
20231021ノスリ2.JPG

遠いソングポストに何か居る
「何だホオジロか」なんて言っちゃイケナイよね
20231021ホオジロ1.JPG

暗い林にトケンが
オヤッ!またツツドリと思いきやホトトギス
ツツドリより小ぶりで
虹彩は赤みが無く
下尾筒の斑はほんの少し
20231021ホトトギス1.JPG
20231021ホトトギス5.JPG
20231021ホトトギス9.JPG

ジョウビタキも一瞬顔を見せたが撮れず
まあ自宅付近にも来てくれるだろうから良し

オマケはオオアオイトトンボ
20231021オオアオイトトンボ1.JPG
20231021オオアオイトトンボ2.JPG
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シマアジ考

 先だって10月中のコガモをもう一度しっかり見て置きたいと考え 近隣の公園と川に出向いた。   その際川でコガモの群れを眺めていた時にやや離れた場所に シマアジが居た 眉斑の前側はモヤモヤ状態 肩羽の羽縁は細い 虹彩はあまり赤みを感じない 20231014シマアジ4.JPG 暫くするとこの個体はトコトコ歩き出した こんなシーンに出くわしたのは初めてだ 腹部中央にも小斑が見られるようだ 20231014シマアジ6.JPG ピントが甘いが飛翔時の雨覆いの色は褐色で白い羽縁は鮮やかでは無い 翼鏡内側の白帯は狭い 雌幼鳥と思う 20231014シマアジ10.JPG 偶然シマアジを見たので 過去の個体を検証したくなる 先ず雄の生殖羽 2018年3月の野川にて 翼鏡を囲む白帯は太い 20180324シマアジ14-001.JPG 20180324シマアジ20-001.JPG 2013年31月大根公園にて 右は成鳥雌非生殖羽 頭部嘴近くに白い丸斑はトモエガモの雌的 20190330シマアジ5-001.JPG 2018年9月大根公園にて シマアジの雌雄は雨覆の色みを見れば分るが 成鳥なのか幼鳥から1回生殖羽への移行個体なのかが難しい この個体は雨覆がグレーなので雄と言う事は直ぐ分かるが クリーンなグレーか褐色が混じっているのかによって成鳥か幼鳥からの移行個体かが 識別出来る筈だが…やはり難しい 個体A雄エクリプス 20180928シマアジ15.JPG 個体B雄エクリプス 20180928シマアジ24.JPG 同じくB個体 20180928シマアジ30.JPG そんな訳で検証と言うには余りにお粗末なのだが 来年もこの時期にシマアジを見る機会は有ると思うのでまた知見を得たい 先週の観察に戻るが コガモ雄幼鳥から1回生殖羽 腹部に小斑が薄っすら残る 雨覆はグレー 脇羽上部に波状斑が出始めている 20231014コガモ3.JPG 雌非生殖羽 嘴に黒点が目立つ 雨覆は褐色 肩羽には横斑が有る 20231014コガモ2.JPG バン 今年生まれかな 20231014バン1.JPG タシギ オオジやチュウジなら 気合いを入れて観察するけど 20231014タシギ1.JPG 季節は秋らしさも感じられて来たが 朝夕の温度差がキツイ 一年中ぼやいているのが情けない
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クロちゃんに会いに行く [野鳥]

 庭のろくろく手入れもせずに巨大化した金木犀だが
しっかり花は咲いてくれてその香を聞いていると(意味が違うが)
電線上のモズのヒステリックな声音も障りなく思うこの頃である。

この時期のMFでの狙いはやはりクロツグミと言う事になる
毎年近くの低山で繁殖を終えた個体が渡る前の一時にMFを
休憩の地として選んでくれるのは嬉しい事だ
ミズキの実が大好物のようだ
20231012クロツグミ5.JPG
20231012クロツグミ2.JPG
20231012クロツグミ6.JPG

低い枝にに生る実は食べ尽くされていて
高い枝にしか来ないので全身を撮ることが難しい
20231014クロツグミ5.JPG

一瞬現れたキビ雄
光がイレギュラーでまともな画が撮れない
20231012キビタキ1.JPG

キビ雌は堂々たるモノ
目の前で佇む
20231012キビタキ5.JPG

この日もノスリが頭上を旋回
20231014ノスリ1.JPG

見易い枝に止まってくれたツツドリ
20231014ツツドリ2.JPG

下尾筒の班も確認出来る
20231014ツツドリ7.JPG

ご常連のキセキレイ
20231014キセキレイ2.JPG

池のマガモは4個体になった
雄生殖羽2個体
20231012マガモ2.JPG

雌非生殖羽1
20231012マガモ5.JPG

胸は赤みが強く縦斑が有る
雄幼鳥と思われる
20231012マガモ3.JPG

コガモも2個体到着したが
遠目で様子が分かり辛い
20231012コガモ1.JPG

もう狂い咲きと言う感じもしないマメザクラ
20231014マメザクラ1.JPG
20231014マメザクラ2.JPG

ヤマボウシ
「食べられますよ」と誰かさんが言った
20231014ヤマボウシ1.JPG

最近は四季のバランス(期間)に偏りが多くなったが
季節の移ろいの中で無常を感じるのがこの国の人間だと言われる
では一年中同じような気温で推移する国では
何をもって無常を感じるのだろうか等と他愛のない事を考えたりもする

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MF2日分 [野鳥]

 このところ急激に気温が急降下。猛暑でダメージ大の体にはこれもまたキビシイ。
兎に角MFへ
この時期MFで是非見たい鳥も有るのだが中々に難しい。

MFでのエゾビタキの出は良く10個体はいるだろう
20231001エゾビタキ1.JPG
20231001エゾビタキ3.JPG
20231001エゾビタキ6.JPG
20231007エゾビタキ1.JPG

遥か上空をノスリが飛ぶ
20231001ノスリ2.JPG

ミズキの木にはキビ雌が来る
20231001キビタキ1.JPG
20231001キビタキ2.JPG
20231007キビタキ1.JPG

けたたましい鳴き声がするので上を見上げるとカケスがいた
カケスは漂鳥なので気温の低下と共に降りて来たのだろう
20231007カケス1.JPG

カケスの鳴き声が尋常では無かったので何だろうと思っていたら
目の前を猛禽が横切り正面右奥へ飛び込んで行った
煩い枝間に僅かに姿を見る事が出来るが写真は無理
頭を上下させてかなり小さい獲物を採餌している(多分鳥では無い)
暫くすると割と近くで枝止まりしてくれたので何とか撮ることが出来た
頭部の眉斑が明瞭
虹彩に鮮やかさが無い
ろう膜の色みが薄い
腹部中央にハート型斑が見られる
ツミ幼鳥だ
20231007ツミ2.JPG
20231007ツミ3.JPG
20231007ツミ7.JPG
20231007ツミ10.JPG
20231007ツミ11.JPG

こんな子が居座ると当然小鳥の出は悪くなる
その後は粘るも鳥の出はイマイチ
イカル
20231007イカル1.JPG

クロツグミは2度ほどチラリと見えたが
カメラで捕捉は出来ず

池ではマガモの雌雄が入っていた(2個体のみ)
冬期この池の優占種的な存在だ
20231007マガモ2.JPG
20231007マガモ3.JPG
20231007マガモ4.JPG

そして寂し過ぎるオマケは近所の田圃のノビタキ
去年はとてもサービスが良かったが
今年はとても引っ込み思案
オイラと同じだね
20231001ノビタキ1.JPG
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