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シマアジ考

 先だって10月中のコガモをもう一度しっかり見て置きたいと考え 近隣の公園と川に出向いた。   その際川でコガモの群れを眺めていた時にやや離れた場所に シマアジが居た 眉斑の前側はモヤモヤ状態 肩羽の羽縁は細い 虹彩はあまり赤みを感じない 20231014シマアジ4.JPG 暫くするとこの個体はトコトコ歩き出した こんなシーンに出くわしたのは初めてだ 腹部中央にも小斑が見られるようだ 20231014シマアジ6.JPG ピントが甘いが飛翔時の雨覆いの色は褐色で白い羽縁は鮮やかでは無い 翼鏡内側の白帯は狭い 雌幼鳥と思う 20231014シマアジ10.JPG 偶然シマアジを見たので 過去の個体を検証したくなる 先ず雄の生殖羽 2018年3月の野川にて 翼鏡を囲む白帯は太い 20180324シマアジ14-001.JPG 20180324シマアジ20-001.JPG 2013年31月大根公園にて 右は成鳥雌非生殖羽 頭部嘴近くに白い丸斑はトモエガモの雌的 20190330シマアジ5-001.JPG 2018年9月大根公園にて シマアジの雌雄は雨覆の色みを見れば分るが 成鳥なのか幼鳥から1回生殖羽への移行個体なのかが難しい この個体は雨覆がグレーなので雄と言う事は直ぐ分かるが クリーンなグレーか褐色が混じっているのかによって成鳥か幼鳥からの移行個体かが 識別出来る筈だが…やはり難しい 個体A雄エクリプス 20180928シマアジ15.JPG 個体B雄エクリプス 20180928シマアジ24.JPG 同じくB個体 20180928シマアジ30.JPG そんな訳で検証と言うには余りにお粗末なのだが 来年もこの時期にシマアジを見る機会は有ると思うのでまた知見を得たい 先週の観察に戻るが コガモ雄幼鳥から1回生殖羽 腹部に小斑が薄っすら残る 雨覆はグレー 脇羽上部に波状斑が出始めている 20231014コガモ3.JPG 雌非生殖羽 嘴に黒点が目立つ 雨覆は褐色 肩羽には横斑が有る 20231014コガモ2.JPG バン 今年生まれかな 20231014バン1.JPG タシギ オオジやチュウジなら 気合いを入れて観察するけど 20231014タシギ1.JPG 季節は秋らしさも感じられて来たが 朝夕の温度差がキツイ 一年中ぼやいているのが情けない
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