聴き上手になりたい [野鳥]
狙いの鳥への道は前日の大雨で道路が通行止めとなり
早々と諦める。出鼻を挫かれてジタバタと周辺をさ迷うけれ
ど得られるモノも無い。気は進まないがお気軽水場に行く。
駐車場から歩を進めると林からヒタキの地鳴きが聞える。
割と近くで強いトーン、しかも執拗な程に鳴き続けている。
この状況は通常、鳥を目視出来るケースなのだが一向に
視認出来ない。暫く粘ってみたが諦めて水場へ向かった。
水場での成果は予想通りだが全くと言って無い。こう雨
続きでは仕方が無い。此方も暫く粘ってから引き揚げるこ
ととなった。
駐車場に近付くとあの林から相変わらずの地鳴きが・・・。
この時点でお土産も無しの完全ボウズだから。今度はしっか
り「耳力(新語かな?)」 をフルパワーにして方向を見定め
るべく頑張った。
やっと
やや同定に迷うが
コサメの幼鳥
高木の枝止まりは見辛いが
此方が親鳥だろう
やや遠目にキビ雄を発見
餌を持っている
此れであの執拗な程の地鳴きに得心が行った
キビ雌も餌を咥えている
多くのカメラマンはこの場所を何の感慨も無く通過する
多くのカメラマンはキビタキの囀りは知っていても地鳴きは知らないのかもしれない
多くのカメラマンは耳で根気良く鳥を探すより水場に来る鳥を待つ方を選ぶだろう
多くのカメラマンは情報を頼りにピンポイントで探鳥することを好むであろう(大概オイラも同じだが)
でもやっぱり五感を鍛えて置きたい
オイラ音楽は大好きだけど電車に乗る時以外、外ではオーディオ・プレイヤーを聴かない
外出は無粋な音も含めて耳を楽しませまた鍛える良い機会なのだから
MFだって「鳥が居ない居ない」と言うけれど
聴く耳を持てば会える
ずっと囀っていたキビが口調を低くした時など・・・
もっとしっかり鳥を聞きたい(人の話もちゃんと聞きたい)
そうすればもっとしっかり鳥を見る事が出来る筈だと自戒を含めて・・・・・
早々と諦める。出鼻を挫かれてジタバタと周辺をさ迷うけれ
ど得られるモノも無い。気は進まないがお気軽水場に行く。
駐車場から歩を進めると林からヒタキの地鳴きが聞える。
割と近くで強いトーン、しかも執拗な程に鳴き続けている。
この状況は通常、鳥を目視出来るケースなのだが一向に
視認出来ない。暫く粘ってみたが諦めて水場へ向かった。
水場での成果は予想通りだが全くと言って無い。こう雨
続きでは仕方が無い。此方も暫く粘ってから引き揚げるこ
ととなった。
駐車場に近付くとあの林から相変わらずの地鳴きが・・・。
この時点でお土産も無しの完全ボウズだから。今度はしっか
り「耳力(新語かな?)」 をフルパワーにして方向を見定め
るべく頑張った。
やっと
やや同定に迷うが
コサメの幼鳥
高木の枝止まりは見辛いが
此方が親鳥だろう
やや遠目にキビ雄を発見
餌を持っている
此れであの執拗な程の地鳴きに得心が行った
キビ雌も餌を咥えている
多くのカメラマンはこの場所を何の感慨も無く通過する
多くのカメラマンはキビタキの囀りは知っていても地鳴きは知らないのかもしれない
多くのカメラマンは耳で根気良く鳥を探すより水場に来る鳥を待つ方を選ぶだろう
多くのカメラマンは情報を頼りにピンポイントで探鳥することを好むであろう(大概オイラも同じだが)
でもやっぱり五感を鍛えて置きたい
オイラ音楽は大好きだけど電車に乗る時以外、外ではオーディオ・プレイヤーを聴かない
外出は無粋な音も含めて耳を楽しませまた鍛える良い機会なのだから
MFだって「鳥が居ない居ない」と言うけれど
聴く耳を持てば会える
ずっと囀っていたキビが口調を低くした時など・・・
もっとしっかり鳥を聞きたい(人の話もちゃんと聞きたい)
そうすればもっとしっかり鳥を見る事が出来る筈だと自戒を含めて・・・・・
2015-07-05 21:07
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コメント(12)
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コサメの幼鳥はキビタキの幼鳥に似ているように見えます。
嘴の下部はすでに黄色いのですね。
by コザクラ (2015-07-06 00:27)
コザクラさん、私も当初キビタキの幼鳥の可能性を
疑いました。でも仰る通り下嘴基部の黄色味が明瞭
で嘴の形状そのものもコサメのモノでした。
この場所はキビタキとコサメビタキが錯綜していて
緊張状態に有ったかもしれません。
by ramblin (2015-07-06 05:12)
この天気の中でもこうして鳥との出会いがあるのですね。
鳥のわずかな鳴き声に耳を傾ける・・・
私も見習わなければと思いました。
やはり重いカメラかついで鳥見に出掛けたならば、何かしらの成果を
期待したいですし、確実な「情報」を選ぶのも分かります。
でも、誰も知らない、気付いていないその鳥を見つけたときの嬉しさの
方が断然上なのも知っています。
by queso (2015-07-06 06:05)
耳力が無いせいか、どうも鳥の鳴いている方向と距離が定まりません。
一歩踏み出すと予想もしていない場所から飛び立たれたりします。
絶対音感が無いせいか、カワセミとハクセキレイを聞き間違えたりします。^^;
by まっちゃん (2015-07-06 08:39)
quesoさん、私も人から情報として提供されたMAPコードを
使ってピンポイントに探鳥することも有りますし、そのこと自体
問題にはしません。でもやはり自分の五感を頼りに探鳥出来る
か否かも大きいと思います。直ぐ側に鳥が居るのにただの通行人
になってしまうのは勿体無い気がしますから。
by ramblin (2015-07-06 14:09)
まっちゃんさん、よく考えることなのですが音源としての
鳥の方向と距離を認知出来るアプリやその場で鳥の鳴き
声から鳥種を調べてくれる機械が有るといいですね。
音感と言うよりも頭に刷り込まれている鳴き声にはバリエ
ーションの幅が狭い事が多いのでチョット変化球で来られる
と間違ってしまう事がよく有ります。
by ramblin (2015-07-06 17:36)
私も、囀りを聞いて、鳥の識別が出来るように
なりたくて、頑張っているのですが、難しいです。
今シーズンは、なんとか、アカショウビン、ヤブサメ
クロツグミの囀りが分かるようになりました。
ただ、変化球を使われると、オオルリやキビタキでも
分からないことがあります。
オオヨシキリでも、なんか違うパターンがあったり
”ギョギョシ、ギョギョシ、ピーピー”なんて聞こえると
違う鳥が、居るんじゃないかと探してしまいます。
by takapy77 (2015-07-06 19:40)
takapy77さん、非繁殖期は「地鳴き」だけを知っていれば
大体事足りるのですが繁殖期は更に「囀り」「警戒音」「威嚇
音」等も有り難しいです。また「真似上手」な鳥も居て混乱する
こともしばしばです。
「既知の鳴き声」を知り増やすことは「未知の鳴き声」に反応
出来る事に通じると思っていますし「観察対象外」の鳥に時間を
割かれることも少なくなると思っていますが如何でしょう。
by ramblin (2015-07-06 20:39)
鳥の鳴き声を覚えるのは楽しいですが
いざフィールドへでるとどこで~という状態です^^;
少しずつでも判断ができるようになると嬉しいですw
私もまだまだ完全復帰とは行きませんが
また拝見させていただきたいと思います^^
by 美美 (2015-07-07 21:55)
美美さん、病院よりの帰還は喜ばしいですね。
暫くはユルリユルリとお過ごし下さい。そしてフィ
ールドに出られるようになった時、鳥さんの声音
をジックリ聴いて下さい。
by ramblin (2015-07-07 22:18)
「耳力」欲しいですね。森に入るとさっぱり分かりません。木々を見てるとどこを見るべきは分からなくなります。葉っぱに当たって拡散や反響でもしてるのかと思います。でぐるぐる回って手ぶらでお帰り。ま運動だけしたって感じが多いですね。
もっと感覚を研ぎ澄まさないといけませんね。ついついあきらめてしまいます。
せっかく自然のなかにいるんですしね。
ま森の中を歩いてるだけでも気持ちいいんですけどね。そうそう最近はアシナガバチにも十分注意しています。
自分だけ見つけられたとき、満足感はあるでしょうね。
by スミッチ (2015-07-08 23:54)
スミッチさん、この時期、まともに囀りをしている鳥は
見辛いです。地鳴きや特殊音を発している鳥に注目
しています。でも手ぶらもたまに有りますね。
by ramblin (2015-07-09 22:26)