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ブログのUPは何時も遅め [野鳥]

 カモとかを観察後に復習していると苦しくも楽しいので
ブログのUPなんてどうでもいいやみたいな気持ちになってしまう。
綺麗な生殖羽ばかりを見ていると自分の脳が一層退化して来るように思うのだ。

水溜りに居たコガモ
雨覆の褐色みが強く淡色の羽縁が有る
雌非生殖羽
20221112コガモ1.JPG

大きな川の橋の上から
ヒドリガモは雨覆が白か否かで雌雄がはっきりする
一番左と左から3番目は雄生殖羽へ移行中
20221112ヒドリガモ1.JPG
左から2番目は雨覆が褐色で白い羽縁が目立つ
脇の羽も尖らず大きい
雌非生殖羽
一番右の個体は肩羽最後部の羽が灰色がかった淡色なので
雄幼羽から1回生殖羽へ移行中
右から2番目は断定し辛い

カモはただノンビリ泳いでいるだけだど識別点を確認し辛い
羽ばたく・毛繕い・飛翔そして陸の上などのシチュエーションが望ましい
そう言う意味でも陸に上がってくれると体下面も見えるし有難い
20221112ヒドリガモ5.JPG

その後続々と陸に上がってくれるだろうと思っていたら
何と釣り人が3人釣りを始めてしまったので駄目である
また橋の上からの観察になってしまった
オカヨシガモは完成形が圧倒的に多いので
中に変な子が居ないかと期待するが居ない
20221112オカヨシガモ1.JPG

この場所でスズガモを見るのは初めてかなあ
虹彩がクリアーな黄色では無い個体は幼羽
嘴がクリアーな灰色で有れば雄成鳥と言える
その他の識別点は遠過ぎて分かり辛い
20221112スズガモ1.JPG

ヨシガモがボッチで居心地悪そう
3列風切の基部は淡色・・・雌幼羽で無い事が分かる
肩羽は斑が明瞭で翼上面はコントラストが強い
大雨覆の白色部は比較的幅が広い
雌の非生殖羽と判定した
20221112ヨシガモ7.JPG

カモ以外を簡単に
カンムリカイツブリ
20221112カンムリカイツブリ2.JPG
ミサゴ
20221112ミサゴ1.JPG
ノスリ
20221112ノスリ1.JPG

自宅付近の工事が続いていて
ジョウビタキのサービスも悪くなっているので
川沿いでパチリ
20221112ジョウビタキ2.JPG

目覚ましい成果が有った訳では無いが
まだまだ分からない事が多い事も財産かも
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風神

撮影後に見直していると、苦しくも楽しいって事はよく解ります。私の場合は、苦しい事が大きいですけどね^^;
1週間前池に行ってオカヨシガモを撮ったのですが、雄だか雌だか判らないのが居て、今でも苦しいです。また、スズガモのようなキンクロハジロが居て、こちらも悶々として苦しかったです^^;
嘴の付け根に白斑があるキンクロを初めて見たもんですから、いろいろ調べて、白斑があるのが居ると知り、短い冠羽がある、淡水という点からキンクロ雌と同定した次第です。
群れでなく独りきりだと、時期によっては尚更難しいものがありますね。
by 風神 (2022-11-19 15:20) 

queso

ヨシガモの雌はコガモのようにも見えますね(私だけかもしれませんが)。
鴨の雌個体は雄と一緒にいないと、マガモかな等と思ってしまう
ことが多いですが、実はオカヨシガモということもあり、きちんと
観察せねばと思う日々です・・・。
MFではハイタカが出てきてしまいました。
by queso (2022-11-19 17:40) 

ramblin

 風神さん、私の場合撮った画像を「ああだこうだ」と
考える時間が長くて中々ブログ掲載までに時間が掛かります。
 オカヨシガモは飛来時に既に換羽が完了している個体が
多いですが中にはエクリプスからの移行が遅れている個体が
居て雄か雌か分かりにくいことも有ります。
 キンクロハジロの雌で嘴基部に白色部が有る個体は
それほど珍しくは有りません。
 スズガモも淡水域に居る事が有るので淡水域と言う
事だけでキンクロハジロと同定することは出来ません。
by ramblin (2022-11-19 21:36) 

ramblin

 quesoさん、ヨシガモとコガモとでは大きさに大分違いが
有りますが雌の見た目は似ているかもしれませんね。
 マガモの雌とオカヨシガモの雌、私も以前「どっちだっけ」
なんて迷ったことが有りますのでその感覚は分ります。
 年々この時期にハイタカの出現頻度が高くなっています。
それはquesoさんにとっては困りごとなのですね。
by ramblin (2022-11-19 21:47) 

kozakura

お写真と解説文を何度も往復してしまいました。
正解を得られることが少ないので
大雑把にしか観察できませんが
最近は元気に鳥見が出来るだけで満足してしています。

by kozakura (2022-11-20 09:30) 

ramblin

kozakuraさん、カモたちとの彼我の距離も遠く
しっかりした画像が得られず申し訳ない気もしました。
kozakuraさんの(鳥元気)は私への激励みたいなもの。
嬉しいですね。
by ramblin (2022-11-20 09:46) 

まっちゃん

ジョウビタキ、1日だけ見ましたがその後私の行くところには1羽もいません。
ジョウビタキがルリビタキ並みになってしまいました。
こうなるとヒドリガモでもありがたく拝見しないといけませんがramnlinさんほどの探究心がありません。

by まっちゃん (2022-11-24 16:07) 

ramblin

 まっちゃんさん、ジョウビタキもそうですが最近は普通種が
普通には見辛くなる傾向も有って悩ましいです。
 ヒドリガモの個体数もやや減少傾向に有るように思われて
なりません。
 最近はそんな普通の子を「ああだこうだ」と思案しては
堂々巡りする日々なんです。
by ramblin (2022-11-24 20:56) 

takapy77

鴨の羽衣やカモメの識別を色々考える事って楽しいですが、
悩ましくもありますね。
鴨も見に行きたいのですが、最近寒くなってきて腰が痛いし
眼の使いすぎで、パソコンやテキストを、あまり見たくない状態で
なかなか、行く気になれません。
MFの河川は鴨がいないし(春になれば来てくれると思うのですが)
MFの山の公園の池は工事中だし。
小鳥も、ハイタカが多くて出てこないし、困ったものです。

by takapy77 (2022-11-24 21:27) 

ramblin

 takapy77さん、カモはシギチと違って様々な環境下で
見ることが出来るので勉強する機会は多いと思います。
 私も目の衰えが痛感させられる事が多くなりました。
昨今のハイタカの個体数は以前より大分増えたと感じています。

by ramblin (2022-11-25 14:05) 

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