雲厚く寒い干潟にて

　この日は重い尻を叩いて干潟に出掛けたのだが予想以上に空が暗くどんより
体感的にも結構寒く気勢が殺がれた感じ。時間的にも余裕を持って現地に到着したのだが
潮の引きが早く鳥さんが遠い。そんな訳で偶に近くに来てくれる個体を楽しむと言う
お気楽気分にスイッチを転換。

メダイチドリ雄夏羽
雨覆いの羽縁はまだ結構白さが明瞭


ハマシギ夏羽移行中（左の個体）
雨覆いは未だ殆ど冬羽


ミユビシギ
小櫃川のフラッグ付き
換羽状態はは激しいが色みはまだまだ


別個体
換羽はあまり進んでいない


オオソリハシシギ雄夏羽


オオソリ雌夏羽


雌雄の体格差はかなり


此方は夏羽全開の個体だったが飛ばれてしまった


チュウシャクは遠かった


干潟でムナグロを見たことが無かったので探すが見付けられず
ダイゼンほぼ夏羽


換羽が中途半端な個体


此方は冬羽


ハマシギと並ぶ此の地の冬の顔役はミヤコドリ
種名と姿形の印象にギャップが有るね
やはりユリカモメの方が「都鳥」に相応しい


こんなに爽快感に乏しい干潟歩きは初めてだったし
探鳥と言うより見物になってしまったが
これも経験だね（潮回りに関する考え方も含め）

コメント 10

オオソリハシシギの雌雄の大きさ、ずいぶん違うのですね。見分け方がよくわかりません。それぞれの夏羽移行の個体差が面白いです。大きく引き潮の時間は、私は歩く前からめげてしまいます…
by kozakura (2023-04-24 20:38) 

オオソリハシシギの夏羽は美しいですね。
いよいよシギチも春の渡りのシーズンに入りましたか。
先日、MFの河川敷でもキアシシギを見掛けました。
この土日は朝は暗い曇り空で冷たい北風が吹いていましたね。
温度・湿度差がありすぎて身体がついていきません・・。
by queso (2023-04-25 08:28) 

シギ・チドリが多く居る干潟なんですね。
ミユビシギのフラッグって、減少傾向にあるので調べているんでしょうか。
どこで標識されたか判るようになっているんですね。
by 風神 (2023-04-25 15:38) 

ミヤコドリ、こちらには居ませんよ。渡り途中の個体が稀に
見られる程度です。都鳥だからでしょうか。
干潟でのムナグロは、なかなかいませんね。今までで1回見た
くらいです。田園ではムナグロが良く見られます。
ダイゼンも、遠州地方の端までいかないと見られません。
遠いんです（毎年、越冬しています）。
土曜日は、晴れ予報だったのですが、雨が降りそうな曇天。
ただ、午後2時過ぎには晴れ間が出て、あっという間に
いい天気になりました。

by takapy77 (2023-04-25 20:49) 

kozakuraさん、この時期のオオソリの雌雄は体下面の
赤みの有る無し(少ない）で分かり易いと思います。
　潮が引き切ってしまうと偶々近くに来てくれる良い子を
見るか足を使うしか有りませんね。後者は確かに疲れます。
by ramblin (2023-04-25 20:58) 

quesoさん、オオソリの夏羽をしっかり撮ろうと思ったのですが
光量不足とウデの悪さで駄目でした。
　もうキアシも入りましたか。
最近は土日となると天気が悪くなるパターンが多いですね。
今度の土日もそうなりそうで困ります。
by ramblin (2023-04-25 21:04) 

　風神さん、この干潟は関東圏最大のシギチ立ち寄り地です。
寧ろフラッグは個体数の多いシギチに付けてその行動把握をする
ことに意義が有ると思います。
　フラッグの形、取付位置（足環も含め）、色などで
付けられた国とか地域とかが分かります。
by ramblin (2023-04-25 21:15) 

　takapy77さん、この地はミヤコドリの国内最大の越冬地と
言われています。全国的に見ると生息場所が局所的で
居る所には多く居るが殆ど見られない地域も有るようです。
　最近は干潟でも時々ムナグロが入るようなのですが
暗さと寒さで根気が続かず早目の撤収となりました。

by ramblin (2023-04-25 21:25) 

出かけないでいるとどんどん腰が重くなりますね。
最近は運動不足で、本当に腰が重くなった感じです。
階段の登りが辛いです。
by まっちゃん (2023-04-29 11:57) 

　まっちゃんさん、私は毎日1万歩位は歩いていますが
歩幅は変わらないのですがピッチが上がらなくなって来て
います。歩けなかった雨の翌日などは足が重くなって
辛いのでやはり歩くことの意味は強く感じますね。
by ramblin (2023-04-30 09:21)