メリケン

　今期のメリケンの飛来は早く一週間前にその報が流れる。
アッサリ抜けてしまうとも思われないがやはり何となく
気が急いて昨日出撃した。潮回りは小潮と言うことで
良く無いがそれも承知。

満潮時に間に合うように出掛けたのはメリケンの動きが
少なく図鑑的画像を得られると判断したからだ
このメリケンは他のキアシと群れることなく単独で居た



鼻孔の先の溝は長い


此方はキアシ
僅かに垣間見える上尾筒に斑が明瞭


鼻孔の先の溝はやはり短い


この子は小群れの中に居た個体で
やや微妙な感じだがメリケンと思った


メリケンのポイントへの道すがらには
チュウシャクの群れが見られた（24個体）


大方マッタリしている子が多いが
中には採餌している子も居た


キョウジョシギの個体数も多かった
左は雌、右が雄


潮回りが良ければ潮の引くのを待って
メリケンの採餌シーンその他動きのある画像も得られるだろうが
小潮では待ち時間が長過ぎて辛いと思い
違う観察場所へと移動した

本日のオマケ
今期も全くサービスが無いサンコウチョウ
朝７時前から12時までに
たった１回のお出ましとは・・・

コメント 8

キアシシギとの違い、勉強になりました。
今年はあまりキアシシギすら撮影できておりません・・・。
長いGWに干潟を避けていたらシギチの渡りもぼちぼち終わりを
迎えてしまいそうですね。
サンコウチョウ、MFではなかなか観察することが出来ません。
by queso (2019-05-13 17:25) 

メリケンはもう少し違いがはっきりしているのかと思いましたが、遠目には識別が難しそう。
もっと注意してみないといけませんね、見落としているかも。

by まっちゃん (2019-05-13 17:32) 

quesoさん、今の時期なら普通のキアシは見易くなって
いる筈です。
　私も殆どシギチが見られずに今期を終えそうなので
不甲斐ない感じなのです。
　サンコウチョウは県内の有名ポイントに行けば確率が
高いのでしょうが地元の愛想の良く無い個体に悪戦苦闘
しています。
by ramblin (2019-05-13 19:29) 

　まっちゃんさん、私の画像は出来が良く有りませんが
最初の個体は遠目でも黒さが際立っておりました。
　同定には鼻孔の先の溝の長さが絶対的な識別点だと
思います。しかしながら個体との距離が遠いと確認は
し辛いです。本文中にも少し書きましたがストレッチや
飛翔が見られれば上尾筒に斑が有るか否かで同定出来ます。
斑が有ればキアシ、無斑であればメリケンです。
　メリケンの生息場所はキアシほど多岐に渡ってはいないです。
即ち水田や干潟で見る事は無く岩礁地帯にほぼ特化している
ように思います。特に海岸線のテトラポットはお気に入りの
場所で大好物のフナ虫を採餌する姿が見られる筈です。
こういう場所はまっちゃんさんのお住いのフィールドにも
有るような気がします。
by ramblin (2019-05-13 19:44) 

私にはこれだけ綺麗な写真で見分け方を教わらないと
識別は難しいです(^^;
サンコウチョウ、もう見れるんですね。
そろそろ探鳥に行かなくちゃ！

by 美美 (2019-05-13 22:54) 

美美さん、典型的なメリケンキアシシギは色黒なので
現場では意外とハッキリそれと認識出来ます。
　美美さんも海辺へ行かれた際にはテトラポットの
辺りを見て下さい。但しこの時期でないとキアシシギとの
識別が難しいです（夏羽でないと）。
　サンコウチョウは美美さんのお住いの近くの方が
良好なポイントが有ると思われるので探してみて下さい。
by ramblin (2019-05-14 04:41) 

メリケンキアシシギいいですね。私は全くみられません。
というか、こちらでは、テトラのある海岸は堤防工事による
通行止めで行けない事が多いです。連休中は工事休みで
行けましたが、キョウジョシギとチュウシャクシギくらいしか
いませんでした。（釣り人も多いし）。
キアシシギは、干潟には入ってましたが、メリケンは干潟には
あまり入らないそうなので、見られそうにないです。

by takapy77 (2019-05-14 17:52) 

takapy77さん、メリケンの居場所はテトラポット限定と
思われるほど他の場所では見られません。しかも見られる時期が
この時期に限られてしまうのが辛いです。冬羽を見たいですが
多分識別は困難だと思います。
by ramblin (2019-05-14 18:16)