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全きの青なれど [野鳥]

 昨日は時間の余裕の無い中シロエリオオハム夏羽に会いに行って来た。
地元を発つ時は全きの青なれど現地附近は晴天と雨が交互に来るような
不規則極まりない空模様だった。

幸い現地到着後直ぐにシロエリオオハムは河口付近で見つかった
20180630シロエリオオハム8.JPG

ずっと河口近辺にいてくれると楽で有難いのだが
シロエリは潜水採餌しながらどんどん川を遡上して行く
20180630シロエリオオハム4.JPG

突起が多くて呑み込みにくい獲物に苦労する
20180630シロエリオオハム13.JPG

川にもこんな海老が居るのかあ?
20180630シロエリオオハム19.JPG

やっと呑み込めた
20180630シロエリオオハム24.JPG

兎に角ずっと採餌行為を続けているので
此方が期待するパフォーマンスは全く起こらない
但し鳥さんとの距離は極近いので
オオハムとの違いを確認するのに問題は無いように思う
20180630シロエリオオハム39.JPG

嘴は唐突な感じで短いし
後頸は明るみが有る
マッタリと静止している時が少ないせいか
頭頂は出っ張ることが無くすんなりとした丸みを帯びる
20180630シロエリオオハム29.JPG

絶対的識別点と言える下尾筒(かびとう)の黒ラインは
その両端しか確認出来ず・・・ちと残念
20180630シロエリオオハム41.JPG

もう少し時間を掛けて観察したいところだったが
取り敢えずシロエリオオハム夏羽を間近に賞味(勿論目で)出来たのは嬉しかった
20180630シロエリオオハム28.JPG
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コメント 10

queso

シロエリオオハムが河口に居る事もあるのですね。
赤い目、独特な羽の模様が美しいですね。
この鳥は、どこか神秘性を感じます。
by queso (2018-07-01 18:37) 

takapy77

シロエリオオハムの夏羽ですね。夏羽はオオハムと瓜二つで
下尾筒の斑が見られないと、識別出来ませんね。
アビ類は、元々羽が小さいので、5~6月の換羽時期は
飛べなくなるそうで、河口などに入るようですね。
もう7月、そろそろ換羽も終わって、外洋に出て
行くんでしょうかね。

by takapy77 (2018-07-01 20:11) 

ramblin

quesoさん、シロエリオオハムのような海鳥も河口から
淡水域に入る場合が有ります。当地でもアビが川の中流域
まで来たことが有ったそうです。
 そうですね。目付きは鋭いものの確かに神々しさも
感じられるように思えます。
by ramblin (2018-07-01 20:42) 

ramblin

takapy77さん、絶対的な識別点が明快に分かれば良い
のでしょうがそうで無い場合も他の幾つかの相違点を
重ねて考え合わせて同定するのに躊躇いは有りません。
 アビ類の換羽時期とその間の生息状況をしっかり
定期観察するのは簡単では無さそうですね。

by ramblin (2018-07-01 21:37) 

まっちゃん

シロエリオオハムの夏羽ですか、いいですね。
この様な鳥たちは夏はどの辺りまで行っているんでしょうね。

by まっちゃん (2018-07-02 07:52) 

ramblin

まっちゃんさん、本来は冬鳥として国内にやって来るのですが
6月頃に夏羽が東海や中部で見られることが有るようです。
その際には河川や湖沼に入る事が有ります。

by ramblin (2018-07-02 15:34) 

美美

へ~冬鳥なんですね。
という事は今の時季では珍しいと言うことなんですね。
鳥運もあるということですね(∩.∩)
by 美美 (2018-07-03 17:24) 

ramblin

 美美さん、鳥さんの世界にも法則に縛られない子が
居るのかもしれません。
 鳥運は決して良くは無いです。普通にアンテナが有る
だけなのです。
by ramblin (2018-07-04 05:02) 

さとし

泳いでいる姿をが、涼し気でうらやましいですね。
by さとし (2018-07-05 06:36) 

ramblin

さとしさん、そう、シロエリオオハムはスマート
ですから余計に涼し気に見えるかもしれません。
by ramblin (2018-07-05 21:07) 

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