大きな川と小さな川で・・・カワアイサ [野鳥]
この日は空がドンヨリ、風も冷たく凡そ鳥見日和とは程遠い陽気だった。
そろそろカワアイサも見頃と思い我が町の一番大きな川を散歩したのだが・・・
カンムリカイツブリをノンビリ眺めていたら
いきなりカワアイサの一群が飛んで来て慌てた
何とか見られる画像の中で・・・・・
先頭は雄成鳥
最後は雌成鳥・・・体が小さく眼先が黒い
真ん中は雄1回冬羽・・・・雌より体が大きく目先から口角に掛けて白色のパターン有り
その後落ち着いた先で狩りをする
ユリカモメやダイサギも参戦中(セキレイは関係無いよ)
しかし如何せん遠過ぎる・・・隣町側からの方が近そうだ
そしてまた飛び出す
全部で8個体
その中で一番気になるのはやはり後ろから2番目の子
上面が見られる画像で
翼上面には暗色部分が有りコントラストに乏しい雌との違いが分かる
やはり大きな河川では彼我の距離が有り過ぎるし
この日の天候で尚更厳しい観察条件でも有り
数日後に地元の小川で再挑戦した
先の大きな川には近所の二つの小川(O川とT川)も合流して注いでいる
その合流地点にもカワアイサが居ることが多い
即ち大きな川から遡ったカワアイサは小川の合流地点更にT川上流へ移動すると考えられる
合流地点で
慎重に近付いたつもりだが飛ばれてしまった
採餌中で無くマッタリ状態だとキビシイ
上流方向へ飛んで行ったが
さてT川方面かO川方面なのか
確率を重んじてT川沿いを上流方向へ歩く
やっと中流域まで歩いて発見
この辺りでは右岸方向から迫ると飛ばれることが多いので
逆光が嫌だが左岸側から狙う
この条件では雄成鳥をしっかり撮るのは難しい
眼先の黒みは未発達だが
虹彩が暗色で冠羽の状態も雌成鳥を示唆する
手前は同じ個体
後方の個体は虹彩がやや淡い
嘴が身近く形状がストレートに近く見える
眼先のパターンは不鮮明
雌1回冬羽と見えるが確信は持てない
注目は真ん中の個体
この頭の形は雌では無いと言える
虹彩は淡色
眼先のパターンは明瞭
手前の子より体が大きい
雄の1回冬羽で間違い無いだろう
さて順光側に回って雄をしっかり撮りたい・・・と思ったら
右岸の散歩者が下を覗き込んだので飛ばれてしまった!
残念だけどこの川でカワアイサを至近距離で見られる機会は少なく無いので
気持ちには余裕が有る
此方は近所の川で・・・ピンクの首輪を付けたカルガモ
自然の成り行きなのか人為的なモノなのかは分からない
苦しがる様子も無いので
保護する際のストレスも考えてそっとして置いた
此方は近所の畑のツグミ
この個体は「小田谷」さんが
BIRDER誌最新号の27ページで解説している
「ツグミの性と年齢の個体差」で言えば雌成鳥だろうか
そろそろカワアイサも見頃と思い我が町の一番大きな川を散歩したのだが・・・
カンムリカイツブリをノンビリ眺めていたら
いきなりカワアイサの一群が飛んで来て慌てた
何とか見られる画像の中で・・・・・
先頭は雄成鳥
最後は雌成鳥・・・体が小さく眼先が黒い
真ん中は雄1回冬羽・・・・雌より体が大きく目先から口角に掛けて白色のパターン有り
その後落ち着いた先で狩りをする
ユリカモメやダイサギも参戦中(セキレイは関係無いよ)
しかし如何せん遠過ぎる・・・隣町側からの方が近そうだ
そしてまた飛び出す
全部で8個体
その中で一番気になるのはやはり後ろから2番目の子
上面が見られる画像で
翼上面には暗色部分が有りコントラストに乏しい雌との違いが分かる
やはり大きな河川では彼我の距離が有り過ぎるし
この日の天候で尚更厳しい観察条件でも有り
数日後に地元の小川で再挑戦した
先の大きな川には近所の二つの小川(O川とT川)も合流して注いでいる
その合流地点にもカワアイサが居ることが多い
即ち大きな川から遡ったカワアイサは小川の合流地点更にT川上流へ移動すると考えられる
合流地点で
慎重に近付いたつもりだが飛ばれてしまった
採餌中で無くマッタリ状態だとキビシイ
上流方向へ飛んで行ったが
さてT川方面かO川方面なのか
確率を重んじてT川沿いを上流方向へ歩く
やっと中流域まで歩いて発見
この辺りでは右岸方向から迫ると飛ばれることが多いので
逆光が嫌だが左岸側から狙う
この条件では雄成鳥をしっかり撮るのは難しい
眼先の黒みは未発達だが
虹彩が暗色で冠羽の状態も雌成鳥を示唆する
手前は同じ個体
後方の個体は虹彩がやや淡い
嘴が身近く形状がストレートに近く見える
眼先のパターンは不鮮明
雌1回冬羽と見えるが確信は持てない
注目は真ん中の個体
この頭の形は雌では無いと言える
虹彩は淡色
眼先のパターンは明瞭
手前の子より体が大きい
雄の1回冬羽で間違い無いだろう
さて順光側に回って雄をしっかり撮りたい・・・と思ったら
右岸の散歩者が下を覗き込んだので飛ばれてしまった!
残念だけどこの川でカワアイサを至近距離で見られる機会は少なく無いので
気持ちには余裕が有る
此方は近所の川で・・・ピンクの首輪を付けたカルガモ
自然の成り行きなのか人為的なモノなのかは分からない
苦しがる様子も無いので
保護する際のストレスも考えてそっとして置いた
此方は近所の畑のツグミ
この個体は「小田谷」さんが
BIRDER誌最新号の27ページで解説している
「ツグミの性と年齢の個体差」で言えば雌成鳥だろうか
2019-12-25 22:28
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コメント(8)
近くから観察出来る小さな川に、カワアイサをまだ見に行けて
ないです。カワアイサの1回は識別が難しくて、まだ良く分かって
ないです。
ツグミは来ないと、心配なんですけど、今年は例年並みになり
今度は、草むらで動き回っているので、邪魔になってきました。
人って自分勝手ですね。
by takapy77 (2019-12-27 19:22)
takapy77さん、この小川でのカワアイサの行動パターンは
凡そ分かります。ただやはり警戒心が強いので採餌中以外は
飛ばれる可能性が高いです。散歩コースでも有りガタイの
大きなカワアイサは通行人も結構目に止めて覗き込んだりすると
直ぐに飛んでしまいます。
雄の1回は体が雌(成鳥・幼鳥問わず)より大きいので
分かり易いのですが雌の1回はしっかり識別することが
難しいです。
ツグミを識別的な観点で見たことが殆ど無いですが
これからはもう少しちゃんと見ようと思います。
by ramblin (2019-12-27 19:49)
カワアイサが近場で見られるのは良いですね。
こちらには微細な川しかないのでまず来ないでしょう。
まあ、ほんのちょっと遠出すれば良いだけなんですけどね。
by まっちゃん (2019-12-28 11:05)
今季はカワアイサはまだ見ておりません。
これだけの数を観察できるのは良いですね。
ツグミ、BIRDERを読んでいかに自分がツグミはハチジョウツグミと
普通のツグミとしか認識していなかった事が分かりました。
雌雄の羽は同じと勝手に思っていましたが実は異なるのですね。
by queso (2019-12-28 15:27)
まっちゃんさん、幸いカワアイサを近場で見る機会は
多いです。でもまっちゃんさんのようにウミアイサを
見る為には遠いのでやや苦労します。
by ramblin (2019-12-28 17:15)
quesoさん、カワアイサは結構ちっぽけな川にも
遡上して来るので至近距離で見る事が出来ます。
BIRDER詩もこういう良質な記事がちょっとだけ
有るので買う事になってしまいます。
そう言えばハチジョウも暫く見ていません・・・。
by ramblin (2019-12-28 17:21)
ツグミ良いところに止まっていますね。
ツグミは好きな鳥ですがあまり知らないことに気が付かされました。
勉強しないとだめですね。
by Nori (2019-12-30 16:56)
Noriさん、この個体は近所の畑地に遊びに来ては
サービスしてくれる良い子です。
最近は今まであまり気にしていなかった普通種の
識別もしっかりしなきゃ・・・と肝に銘じています。
by ramblin (2019-12-30 20:21)