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大根干し日和にカモメをウォッチ [野鳥]

 県内の小さな漁港にカモメを見に行く。空は全きの青だが風がことさらに冷たく身に堪える。
砂半では此の地の名産の大根が天日干しされている。小さな漁港は周囲に沸き立つ子供たちの
声や色鮮やかなサーフボードの群れ舞う様とは隔絶されてくすんで静かなものだ。
 この漁港で寛ぐカモメの内タイミルセグロカモメが占める割合は非常に高い。従って未だ
本格的なカモメシーズンの始まる前は此処でタイミルをしっかり見て置くのも良いと思った。

この子は中型カモメかと思うくらい小さい
普通に想起するタイミルのJIZZとも掛け離れている気がするが・・・
でもタイミルに違いは無いのだろう・・・・
20191130タイミルセグロカモメ1.JPG

この子は未だ夏羽っぽい個体で換羽もかなり遅れている
20191130タイミルセグロカモメ26.JPG

飛翔を見ると
初列はP7-P10が旧羽
やはりタイミルとしか考え難い
20191130タイミルセグロカモメ12.JPG

この子は短足で可愛いタイミル
20191130タイミルセグロカモメ25.JPG

考えてみれば早い時期のタイミルは初列を見れば分かり易いとも言える
20191130タイミルセグロカモメ9.JPG

此方セグロカモメ
タイミルの足の肉色みの有る個体とは
同じ肉色でも微妙に違う(セグロの色みはスッキリしている)
20191130セグロカモメ4.JPG

此処では少数派のオオセグロ
左のセグロとは背の色の濃さが大分違う
20191130オオセグロカモメ3.JPG

此方も此処では少数派
未だ夏羽のウミネコ成鳥
20191130ウミネコ1.JPG

そしてミユビの群れが巡回して来た
三番瀬とはまた少し違う雰囲気の光景
20191130ミユビシギ4.JPG

此処で鳥を見ているのはオイラのみ
20191130ミユビシギ2.JPG
20191130ミユビシギ6.JPG

あわよくばモンゴルやホイグリンとも思ったがそうは上手く行かない
でも久々にカモメを間近に見られて気分は悪くは無い

帰り際に大根の干し場で
子供がかくれんぼしていた
その声音(こわね)はウミネコの其れと大差が無かった
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