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県内の海辺が熱い(豆粒だらけの一日だったけど) [野鳥]

 2014年の1月、延々と歩いてやっと辿り着いた一宮海岸でアラナミキンクロを見た。
其れは或る意味感涙モノだった。其れが近場の海辺で見られると言うのは驚きと同時に
肩透かしを食ったような気分でも有った。あの時の情熱が色褪せてしまうような気がして
出掛けるのが躊躇われたと言う訳だ。更に最近得意な足に故障をきたしているのも有り
愚図愚図として居た訳なのだがやはり県内でこの鳥を見られるのは喜びとするしかないと
思い出撃することとした。

今期は普段あまりお目に掛かる事の少ないクロガモやビロキンが見られる頻度が高いのは
嬉しい
クロガモが群れ飛ぶ
20200229クロガモ7.JPG

この日の満潮は8時頃
それに合わせて現地に到着
お目当てのアラナミキンクロは直ぐに駐車場から発見出来たが
やはり予想通り遥かに遠い
一宮の時もそうだったがこの鳥は長い海岸線の場所に現れる傾向が有るのかもしれない
湾内に入り込んでくるようなタイプでは無いから距離の遠さは仕方が無いかもしれない
豆粒でお粗末な画で申し訳無いが
20200229アラナミキンクロ2.JPG
20200229アラナミキンクロ6.JPG
20200229アラナミキンクロ13.JPG

そしてこの日はもう一つ驚きが有った
やはり遠目に浮かんでいる子が居て
カンムリかオオハムかとも思ったが嘴がやけに立派だ・・・・
20200229ハシジロアビ1.JPG

ハシジロアビの冬羽だ
この子も2015年の3月の銚子以来の再会だ
20200229ハシジロアビ2-001.JPG
20200229ハシジロアビ4.JPG

アラナミもハシジロアビもどうにか種が同定出来る程度の情けない画だが
それでも目にして脳裏に刻み込んだJIZZは貴重である

豆粒以外の子と言えばやはり普通種となる
カンムリカイツブリ
夏羽移行中の中途半端な子
20200229カンムリカイツブリ4.JPG

ウミウの幼羽
20200229ウミウ1.JPG

ユリカモメ成鳥冬羽
20200229ユリカモメ1.JPG

今期はクロガモも普通種みたいなもの
真ん中は雌に見えるが体が大きい・・・雄1st-winだろう
20200229クロガモ6.JPG

10時を過ぎるとアラナミは沖へと遠ざかって行く
午後の満潮時間まで待つ根性が今のオイラには無い
帰路の道すがら
バーダーにアラナミの所在を訊ねられたが
この時間は無理なので午後の満潮時間を辺りに来たら見られるでしょうと話した
潮を確認せずに来る方が意外と多い
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