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仕方がないから 近所をぶらり [野鳥]

 昨今の世の中の状況では臆病なオイラの足跡も近場ばかりになりがち。

この日もMFの池でコガモを眺めているとバーダーが近付いて来て
「珍しいのが居ますか」と訊くので
「居ませんよコガモとマガモとカルガモだけです」と答えた
その後やや有ってそのバーダーが「マガモの中にハシビロガモが居ますよ」と言って来た
ありゃりゃマガモの群れに混じってひっそりとハシビロが居た
ハシビロは珍しくは無いが見逃していたとは恥ずかしい話でも有り逃げ出したい気分
20201105ハシビロガモ2.JPG

嘴に小斑が有る
オレンジ色の虹彩
脇羽は尖らない
雌成鳥(非繁殖羽)
20201105ハシビロガモ1.JPG

マガモにはあまり食指が湧かないので
スルーしがちだが・・・・反省
そしてコガモなのだが
野良猫ちゃんがウロウロしていることもあり
中々ひな壇に上って来ないのが困りもの
池の真ん中附近でやや遠いが
雄らしくなって来た子が・・・
20201105コガモ7.JPG

ひな壇に上って来た子
20201105コガモ3.JPG

同一個体
雄を証明する波状斑が見られる(黄色矢印)
腹部全体に斑が有り幼羽からの移行状態を示している(青矢印)
雄幼羽から僅かに1回繁殖羽へ移行途上に有る個体と言える
20201105コガモ5改.JPG

未だ若かりし頃
「古井戸」と言うフォークデュオが好きだった
「ちどり足」と言う素敵な曲や
「さなえちゃん」と言う小ヒットした曲も有った
その古井戸の曲に「ろくでなし」という曲も有り
その冒頭に
「仕方がないから 近所をぶらり
たばこを買って戻り
あとは手もちぶさたの一人きり」と言う1節が有って(因みに作詞作曲は中井戸麗一(チャボさん))
まさに青春時代のやるせなさそのものの感じ
今に至ったオイラは違った意味のやるせなさがひしひし

と言うことで何時もの近所の川
イソシギは留鳥なので何時でも見られそうな気もするが
此処では秋冬に見られる事が多い
1Wだと思うが換羽状態が興味深い
20201107イソシギ1.JPG

この時期ののカルガモは番を形成している個体が多い
左の雄は勿論上尾筒が暗色なのだが
翼上面の羽縁が細い
対して右の雌の翼上面の羽縁は太い
20201107カルガモ1.JPG

同じく川沿いのアオジ
黄色みが鮮やか
20201107アオジ6.JPG

そう言えば
「古井戸」に
「何とかなれ」って曲もあったなあ・・・・
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