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籠の中のルリはいついつ出やる [野鳥]

 今期は海へも行けず地元廻りが殆ど。この日もMFへ。

先ずは大きな池へ
トモエガモの雌は居たり居なかったり
居ても殆ど暗い場所で動きが少ないのでしっかりとした識別画像が撮れない
腹は白く胸の斑はまばらなので成鳥と思うが
脇最上部の羽にはかなり小さい部分が有るのが気になる
20210206トモエガモ3.JPG
20210206トモエガモ8.JPG

大雨覆の淡色帯の幅は狭いので雌で間違いは無い
「雌で当たり前だろう」なんて方もおられるだろうが
こんな感じで紛らわしい雄も居る
20210206トモエガモ11.JPG

観察園に入ると此処では久々にウソ(亜種アカウソ)を見る事が出来た
この時期に飛来する個体は皆アカウソだと言われる
下面に赤みが殆どないので「らしさ」が無いが・・・
20210206アカウソ1.JPG

やはり一番分かり易い識別ポイントは
下尾羽外側に白い軸斑の有るか無いかだろう
この個体は有るのでアカウソと識別される
20210206アカウソ2.JPG

気温の上昇に伴って鳥さんの動きが活性化して来た
マヒワが水場に降りようとしている
胸の縦斑は鮮やかで上面にも縦斑
拡大してみると小翼羽や初列雨覆は幼羽の名残りは見られないので雌成鳥と識別した
20210206マヒワ6.JPG
水場に降りたが物陰に入ってしまったのでじっと待ってみたが
前方から来るカメラマンがドンドン間合いを詰めたおかげで飛ばれてしまった

ルリビタキ雄は相変わらず簡単には見られない
MFの常連のバーダーはそのテリトリーや行動パターンを熟知されているので
高い確率見る事が出来るみたいだが・・・・
こんな感じで檻の中も多い
写真家さんたちはこういう場面を毛嫌いする方も多いが
その個体が生き抜く上での術を見る・・・と言うのも有りなのではないだろうか・・・
20210206ルリビタキ8.JPG

段々檻から出て来るけれど決してサービスが良い訳でも無い
20210206ルリビタキ10.JPG
20210206ルリビタキ6.JPG

ルリビの雌
雌はアイリングが白くクッキリと言うのは正しいけれど
雄の幼羽もそうなので識別的にはあまり重いウエイトは掛けられない
20210206ルリビタキ14.JPG
20210206ルリビタキ15.JPG

樹木園のマヒワ
光が強過ぎて見辛いが
一心不乱に採餌している雄成鳥のパフォーマンス(鳥さんにその気はないけれど)が楽しい
20210206マヒワ12.JPG
20210206マヒワ13.JPG
20210206マヒワ11.JPG
20210206マヒワ9.JPG

マヒワで満腹感を味わったので帰途に就いた
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