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上手く行かない [野鳥]

 ここ数週間、地元付近で或る鳥に狙いを定めて追っているのだが
この鳥はオイラ史上最大の難物で困っている。鳴き声はが度々聞かれる
のだが視認する事が甚だしく困難で・・・見る撮るが上手く行かない。

その上手く行かない彷徨の合間に見られる鳥さんが以下。

暗い林道で虫を咥えてマッタリしているキビタキ雌
20180602キビタキ2.JPG

普段はあまり目を向けないシジュウカラだが
「ティーティーッ」と可愛げな声音を立てる幼鳥となれば別だ
20180603シジュウカラ3.JPG

地上採餌していたカワラヒワ若鳥
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歓迎する人とそうでない人と好みは極端に分かれるが・・・・ソウシチョウ
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水浴び直後のヤマガラ
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餌を欲しがるモズ雛
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良い感じにポーズを取ってくれたイソヒヨの幼鳥
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ボロボロ感が素敵なイソヒヨ雌
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ひっそりと佇むオオルリ幼鳥
20180623オオルリ2.JPG

高木にオオタカ雄成鳥
20180624オオタカ1.JPG

曇天、空ヌケ、枝被りの三重苦
これじゃあエンゼルポーズしてくれたって・・・・せんない
20180624オオタカ6.JPG

ここ暫くは梅雨明けを思わせる空模様が続きそうだが
目的の鳥さんは雨好きなので
ますます難航しそうだ
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色は褪せても亜麻は亜麻 [野鳥]

 ヨシゴイはいくら頑張っても満足の行く画像は得られそうも無いので
切り上げて近辺でアマサギでも探そうと田園を彷徨った。

とある川岸に立って川向うを望むと豆粒のアマサギが佇んでいるのが目に入った
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川向うに行きたいが近くに橋が無くて
アマサギの現場に着くのにえらく遠回りをさせられた
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この時期であればもう少し色みの濃い個体を期待してしまうが
存外かなり薄い
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この子と行動を一にしている個体が居るが
此方は更に殆ど亜麻色を感じない(前頸から胸にかけて僅かに色付いているが・・・)
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此方からもそうだが向こうからも丸見えなので
警戒されて直ぐに飛ばれてしまうので上手くない
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彼方此方飛び回るけど・・・
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遥か遠くへ飛び去る風情でも無い
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でも降りる場所はかなり遠くてしっかり観察は出来ない
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一向に埒が明かないので
ランデブーを撮って撤収とした
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暑さ和らげば4451に [野鳥]

この時期毎年見に行っているヨシゴイのフィールドはピーカンの青天井下では
とてもでは無いが過酷過ぎて長時間観察を続けることは困難だ。このところ
ようやく梅雨らしい天候となり暑さも一段落したので出撃した。

まだ稲の背丈が高くないこの時期に田圃で採餌するヨシゴイを見るのが
楽しみなのだが何故か手前の田圃を避けるように一つ奥の田圃で採餌する雌
この豆ちゃんは辛い
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ようやく飛び出す
この状態だと雌であることが明瞭
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此方は葦の中から飛び出す雌
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首伸ばし
誰かさんが「雄?雌?どっち?」
この段階で分からなきゃあ駄目!
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ハイ雄でした
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果たして今期は幼鳥がちゃんと見られるか?
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雨間のつばくろ・・・孤独の勧め [野鳥]

 この日の朝ハッキリしない空模様を何時までも睨んでいても仕方ないと
意を決して外に飛び出す。近所の川や田圃はツバメたちが雨前の一稼ぎなの
だろうか忙しなく飛び回っていた。

川の護岸壁ではツバメの巣立ち雛が親の帰りを待っている
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頼り無く突き出た枝に止まっている子も居る
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衆を頼まんとする者たちは声を揃えて親を呼ぶ
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弧に徹する者も有らん限りの声を発する
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「おまんま」を頂ける確率はどうなのだろう
護岸組は体勢に制約が有る
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孤独者は多方向からの受け入れが可だ
20180610ツバメ27.JPG

ところでこの様子を眺めていると
我が家の駄猫チロルにオヤツのクリスビー・キッスを与える時に
オイラの指ごとガブリとやるのが思い出されて仕方ない
20180610ツバメ32.JPG

どうも親鳥の給餌は個体ごとに公平に行うと言う訳にも行かないようで
護岸組と枝止まりで場所的にほぼ1対1
つまり弧に徹している方がお得なようだ

処変わって畑で休息中の幼鳥
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或る田圃は幼鳥たちの飛行練習場になっている
たまに成鳥も見られるがしっかり撮ることが出来ない
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チキンカレーだものね(毎度の駄洒落…失礼) [野鳥]

 地元の川に3351を求めて日参するのだがどうにも会えない。
それでもこの時期らしい「楽しい普通」を味わうことも出来る。
 
浅瀬ではカワラヒワの水浴びを見る機会が多い
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時に激しく
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川沿いの畑ではスズメが砂風呂で・・・
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順番待ちの子も居たりして
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石ころだらけの場所ではコチドリがディスプレイ
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ハクセキレイのオコチャマが
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何度も斜面を登ろうとしては失敗する
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疲れ果てて物蔭で一休み
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ツバメ雄成鳥
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幼鳥
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遠くにヒメアマツバメ
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スズメのオコチャマ
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可愛さの極み
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此方は何とも悪相に撮れてしまったカワセミ
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そう言えばこの日もサギ類を全く見なかった
3351が好む頃合いの魚も居ないのかも・・・・
当分はチキンカレーのみの食卓になるかもしれない
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「無名橋」より入る [閑話]

 ローカルな住宅街の外れに「無名橋」と言う何だか
寂しい印象の名を戴いた橋が有る。この橋を渡って
「HG林道」や「YA林道」を探索することになるのだが
何だか何時も「浅川マキ」さんの「赤い橋」を想起してしまう。
「不思議な橋がこの町にある。渡った人は帰らない」と・・・・
橋を渡ると石屋さんの工房が有って初老の職人と言おうか
彫刻家と言おうか・・・が居て一心不乱に石を削っている。
工房の端っこに武骨な顔立ちの胸像が鎮座しており
遠に亡くなった親戚の叔父さんを思い出す。
この辺りの路上にはコジュケイがうろついている事が多い
20180527コジュケイ1.JPG
更に歩を進めると「猟犬小屋」が有り通過する際に
けたたましく威嚇して来るから気を強く持って通過せねばならない。
もっとも最近は殆ど犬舎に犬が居る事も無く
はぐれて野犬化した1頭だけが遠目に此方を見つめているという塩梅である。
この犬も以前は吠え立てて嫌な感じだったが
何度も通る内に段々穏やかな風情に変わって来たような気がする。
その先を行くと道の脇に乗り捨てられた軽トラが有ったりして
これまた嫌な感じなのだがこの辺りでキビタキに会う事も多い。
暗いのでまともな写真は望めないが。
20180527キビタキ1.JPG
20180527キビタキ24.JPG
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緩やかな勾配を上って最終的にT字路にぶつかると
そこが「YA林道」だ。
この時期此処での眼目はヤブサメなのだが
これが中々思うに任せない。
「アレレ」と言う間に道を横切って藪から藪に入る子を何とか・・・
20180527ヤブサメ9.JPG
結局大抵目ぼしい成果も無いまま「無名橋」まで戻るのだが
橋を渡って住宅街の家並が見えると
何だか違う世界から戻って来たような妙な感じを覚えてしまう
やや反則気味だが造巣中のイワツバメを一葉
雛の誕生は後一週くらいかな・・・
20180602イワツバメ1.JPG
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