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オオグンカンドリ [野鳥]

 今年はやたらとコグンカンやオオグンカンの飛来が有って賑わいを見せている。
荒れ模様の天候が多く外洋性のこれらの海鳥が海岸に避難する事も多いのだろう。
しかしながら海辺遠くに居住する身にとって気紛れな海鳥の動きにタイミングを合わせて
出撃するのは困難に思えて二の足が踏まれた。
 ところがこのところとある漁港にオオグンカンの幼鳥が長逗留していると言う。この
据え膳的な状況をパスするのも勿体ない気がして出撃に踏み切った。
 早朝8時に現地に着くとオオグンカンは居てくれた。

2個体居る筈だったが1個体のみ
20180923オオグンカンドリ5.JPG

空はどんよりとした曇り
この手の海鳥は青空でこそなのだが・・・
20180923オオグンカンドリ20.JPG

オオグンカンは約20分間ほぼ同じ場所を悠然と飛んでから
南の方角へ飛び去った

取り敢えずお帰りを待つことにしたが中々戻って来ない
仕方なく近くの干潟でシギチを見物したりしていたが
どうにも戻って来そうにも無いと見切りを付けて
クルマに乗り込んでふと南の空を見やると
ナントナント戻って来てくれた
それも2個体だ
その中抜けしていた2時間半の間に
来て帰られた方はお気の毒であった
20180923オオグンカンドリ23.JPG

この時間はほぼ青空
連れて来られたこの方はやや色白
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やはり2個体居るとパフォーマンスが期待出来る
20180923オオグンカンドリ72.JPG

この子たちが雄か雌か分からないが
雄だとしたら成鳥になって
この胸を赤くしてまた膨らませて雌にアピールすることだろう
正に「この胸のときめきを(Dusty Springfield)」だね
20180923オオグンカンドリ78.JPG
20180923オオグンカンドリ79.JPG

止まりモノも期待したが
飛び続けて止まないこの子たちに
贅沢では有るが少々飽きを覚えて去る事とした
こんなに間の良い鳥見も久しく無かった(シギチも見れたし・・・ね)
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