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今年はもう「パンダガモ」でシャンシャンと終わらせよう [野鳥]

 アカハシハジロ見学の後はミコアイサを見に行った。当分上野の
「シャンシャン」には会えそうも無いのでパンダガモに代役と
なってもらった。

知識欲を満足させるとか経験値を積むとか
そんな事とは関係ない鳥なので
楽しく鑑賞すると共に少しは綺麗に撮ってやろうなどと
何時に無い思いで臨むのだがやはり難しい
20171223ミコアイサ3.JPG

今更だけど
白ボディーに眼の周りが黒と言うのは
見る側にすれば難儀だ
カメラの設定が全然分かりまシェーン!
20171223ミコアイサ22.JPG

換羽がやや遅れ気味の子
オメメが可愛い
20171223ミコアイサ21.JPG

雄が3個体居るのだが
2個体しか収められない
20171223ミコアイサ20.JPG

飛ばれるとどうにもならない
変てこな画の連続だ
20171223ミコアイサ34.JPG

年の終わりにシャンとした画を撮って
シャンシャン(しつこい)と終わらせたいが・・・無理
20171223ミコアイサ32.JPG

「来年もこの退屈なブログを宜しく」と
我が家のチロルとリンが言っている
20171122チロリンコンビ1.jpg
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何処かの星から来たような・・・・ [野鳥]

 北関へプチ遠征して来た。3年前の12月同じ県で涙を呑んだアカハシハジロへの
再挑戦だ。
 
現地に到着すると呆気ない位なのだが
アカハシハジロが悠然と泳いでいるのが目に入った
20171223アカハシハジロ6.JPG

まあ見た感じかなり奇妙な生き物に思えてしまう
赤みがかった金毛のデッカチな頭
赤い嘴
ちんまい目
何となく宇宙人的な
それもチョイト悪役めいた風情は独特と言うしかない
20171223アカハシハジロ27.JPG

このカモ、一応潜水採餌ガモに属するが
「日本のカモ識別図鑑」の記述に有るように
採餌方法は水面採餌ガモに近く
2時間ほどの滞在時間の中で
潜ったのはたった一度だけ
それも盛んに潜って採餌するホシハジロのおこぼれを狙うように
ホシハジロの後追いをしている
20171223アカハシハジロ25.JPG

時々ホシハジロを急かすようにどやす
20171223アカハシハジロ26.JPG

アカハシハジロが
同じホシハジロにシンパシーを感じているなんて事は無い
上の画像では雄だけど
今度は雌だ
採餌に熱心なホシハジロの後追いをしている風情だ
けっこう狡いのだ
20171223アカハシハジロ32.JPG

実にユーモラスでも有る
濃いキャラクターのこのカモで今年最後のライファーを得たことは喜びであった
20171223アカハシハジロ13.JPG

オマケ
ホシハジロが魚を食すことも有るのだね
20171223ホシハジロ1.JPG
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思い込み [野鳥]

 少し前になるが或る方の掲示板にホオジロガモが載っていた。オイラも時々行
く割と近場の池なので興味をそそられた。ホオジロガモをスズガモと記していたのが
笑いを禁じ得ないけど・・・・。

この子だ
20171214ホオジロガモ1.JPG

ところが別の方が指摘をされたらしく
掲示板上でこの子をホオジロガモと訂正された
そこまでは良いのだが
また後日
この個体はエクリプスと示唆する方が居たらしく掲示板にそのように記述された
オヤオヤ何でだろう?
12月半ばにもなってこの羽衣を保っているエクリプスは有るかしら?
エクリプスは雄成鳥である
この子の虹彩は鈍い黄色
成鳥で有る筈が無い
20171214ホオジロガモ8.JPG

エクリプスと示唆した方はこの子の嘴先端が黄色く無いので
雄と判断したかもしれないが
雌の幼羽や1Wではこれが普通である
またこの子の胸はグレー(首は白っぽいが)
雄の1Wでもない
20171214ホオジロガモ9.JPG

脇羽の羽縁は総じて広めで幼羽で無い事を示唆している
また雨覆には不明瞭だが縦に黒線が有る
結論を言えばこの子はホオジロガモ雌1Wである
20171214ホオジロガモ17.JPG

此の地では2014年12月にもホオジロガモ雌1Wが見られているが
出来れば雄も入って欲しいな
とは言えこのような個体もユーモラスで見ていて楽しいには違いない
20171214ホオジロガモ18.JPG

同日のキンクロハジロ
この子をスズガモと言う人が居て驚いた
どうやら嘴基部に白色部分が有るのでスズガモ雌と思ったらしいのだが。
20171214キンクロハジロ2.JPG

隅っこの方でツグミが水浴び
20171214ツグミ1.JPG

オイラ自身も思い込みで失敗する事が多いので
人の振り見て我が振り直せ・・・・である…最近はあまり聞かない格言だが
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都のど真ん中・・・カモ篇 [野鳥]

 このフィールドのカモメ観察は朝方は期待薄なのでそれまでは
カモメ観察をする。此方周辺はランナーが引っ切り無しに傍を
駆け抜けて行くので怖い。更に観光客のカップルが「スミマセン
写していただけませんか?」と声を掛けられることも度々でやや
集中心が殺がれるきらいが有る。一人で行動してカメラを携帯して
いると声を掛けやすいのかなあ~。

先ずはヒドリガモの中からアメヒを探す
沢山群れていると
その違いは寧ろ分かり易いと言える
エッ!分かり難いって!
スンマセン・・・雌なので
20171216アメリカヒドリ3.JPG

左斜め後方のヒドリガモ雌と比べて
顔の色白が明白
20171216アメリカヒドリ6.JPG

嘴基部に線状に黒色部分が有るのもアメヒの特徴(無いのも居るそうだが)
20171216アメリカヒドリ7-001.JPG

何とも締まらない画だが
雨覆が僅かに見え
グレー地に太目の白色羽縁がが見て撮れる・・・・雌成鳥非繁殖羽
20171216アメリカヒドリ8.JPG

ヒドリガモの雌より清楚な感じがする
20171216アメリカヒドリ4-001.JPG

このフィールドは水草が豊富なせいなのか
ヨシガモの換羽も進んでいる個体が多い
3列の垂れ具合も宜しい
20171216ヨシガモ3.JPG

今直ぐにでも戴冠式に出席可・・・みたいな個体が多い
20171216ヨシガモ8.JPG

此の地は実にカモ見がし易い
此処でもバーダーはオイラ以外に一人だけだった
20171216ヨシガモ7.JPG

この子は実に多い
「オカヨシ・・・仲良し」なんて下らない韻を踏みながら
20171216オカヨシガモ8.JPG

別個体
春は未だずっと先だけど
水の中は・・・かように熱いのだ
20171216オカヨシガモ6.JPG

カモメ・タイムには未だ時間が有るので
苑内で小鳥を見に行っても良かったのだが
あの出で立ちでボディーチェックを受けて入るのも興が向かないので止めた
カモ以外ではカイツブリが多かった
実に恐い顔でお食事中
20171216カイツブリ3.JPG

此の地へ来ると
自分が少しだけ写真が上手くなったような錯覚にさせられて気分が良いが・・・
単に撮影条件が良いだけなのだ
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都のど真ん中、カモメを観ているのはオイラただ一人 [野鳥]

 久しぶりに都心へカモ・カモメを見に行く。朝方は勢い良く通り抜ける
ランナーに慄きながらアメヒの雌その他のカモたちを観察してほぼ満足。
気を良くして11時頃カモメ場に移動したがこれが全く寂しい。大型カモメが
殆ど居ない。ほぼユリカモメのみ。仕方なくカイツブリの幼鳥などでお茶を
濁す。シーズン初めとは言えこんなものかあ~てなもの。

一旦近くの有名公園のベンチで昼食を済ませて再度挑戦
やはり少ないながら徐々に大型カモメが飛来
やっと13時20分頃分かり易い子を発見
このフィールドではカモメが水浴びに来る処なので必ずバタバタをしてくれる
その際に初列のパターンや裏側の濃淡などを見られると言うメリットが有る
ところがこの個体は静止状態でも初列の状況が凡そ分かる・・・カナダカモメ・・・と
20171216カナダカモメ2.JPG

後方のセグロと比べ背の色の薄さは歴然
20171216カナダカモメ4.JPG

通常、こう言うシーンで
初列P9のタングの状態が確認されるのだが
ブレが多過ぎて見辛い
20171216カナダカモメ5.JPG

一番分かり易いシーンはこれかな(ややブレ有り)
20171216カナダカモメ7.JPG

他にも気になる個体が居たのだが
この子が何時飛び出すか分からないので目を移す訳にも行かない
水浴びが長過ぎるぜ
20171216カナダカモメ6.JPG

やっと発進
20171216カナダカモメ8.JPG

体を回転させて水を切る
20171216カナダカモメ10.JPG

何はともあれ12月中にカナダが見られて気分は良い
にしてもバーダー他にゼロとは・・・

最後に全く関係無いが・・・変な子をどうぞ
20171216変な子1-001.JPG
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残念を篩(ふるい)に掛ければ思い出が残る [野鳥]

 この間のプチ遠征でも残念な画像を量産してしまった。そもそも鳥見自体が
残念の堆積のようなものだから今更なのだがその残念の中にコトコトと煮込んだ
具沢山の記憶が詰まっている。

正に残念なヒガラだが
ヒガラらしさが横溢していて好ましく篩には掛かる
20171209ヒガラ4.JPG

同一個体
20171209ヒガラ5.JPG

やんちゃなヒガラも良いが
慎ましい装いのコガラは好み
何でもっと傾注して撮ってやれなかったんだろう・・・と
20171209コガラ2.JPG

一瞬此方に視線をくれた
20171209コガラ1-001.JPG

ヤマガラは大好きな鳥なのに
この日に限ってはは全く意を注いでいないことが分かる画だね
20171209ヤマガラ1.JPG

MFではじっくり見られないカシラダカも此処ならば
20171209カシラダカ6-001.JPG

また来年の夏に来たならば
コルリやオオルリが我がお粗末な篩に載ってくれるだろう・・・・

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アトリ科プラス1 [野鳥]

久々に西方面にプチ遠征する。
何事にも腰の重いオイラのこと。情報を得てもグズグズして動かないことが
多いので旬のタイミングを外してばかり。

そんな訳でイスカへの期待値はそれほど高くは無かった
ところが意外と言おうか幸運なことに見られたのだ
カワラヒワを目で追っていた時
直ぐ傍に赤い子が居るでは無いか
それも結構低い位置だ
20171209イスカ1.JPG

残念ながら何時ものヘマで
露出の設定が悪く救える画像が殆ど無い
「でもまあ見られただけで良いか」と言う何時ものパターン
20171209イスカ4.JPG

結局お出ましはこの一回のみ
ワンチャンスを確実に生かせないのが
ちと情けないが

同じ科のマヒワも久しぶり
綺麗な成鳥は見られず
雄若
20171209マヒワ1.JPG


20171209マヒワ2.JPG

此方も中途半端な黒頭巾のアトリ
20171209アトリ5.JPG

でも嬉しいオマケも有った
20171209ホシガラス1.JPG

このポイントでホシガラスはやや意外
この時期結構下へ降りて来るのだね
20171209ホシガラス2.JPG

イスカも見られたし
さあ~て次からはまた水鳥に戻るとしようか・・・
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MFの赤と黒と虎 [野鳥]

 相変わらずMF隣の池ではトモエガモ目当ての方で活況を呈している。
散々トモエガモを撮り飽きた方々は園内のルリビ探索に参戦して来るので
人が多く実に落ち着かない。

何となくボーッとして階段を上っていると
地面から飛び上がる子が・・・
トラちゃんは大抵大逃げはせずに枝上で固まってくれるから有難い
20171203トラツグミ1.JPG

逆光気味だが
赤や黄に染まった葉で少しは救われている感じ
20171203トラツグミ2.JPG

何時ものクロジ場で
雄成鳥
20171203クロジ1.JPG

雌成鳥
20171203クロジ2.JPG

で・・・赤はと言えば
何でこんな面倒くさい処へ止まるの?

20171203アカゲラ3.JPG

結局まともにルリビも撮れずに終わったのだが
ここは遠征組の方に一杯お土産を持って帰って貰いましょうと・・・
妙に鷹揚に構えてしまった
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オシドリをハシゴする [野鳥]

 「オシドリを見に行く」なんぞと言うと
「君もミーハーだなあ~」などと馬鹿にしてくれる先輩も居るけれど
「ミーハー心」を全廃して「マニアック心」のみに興ずるとなれば
此れはひどく寂しい病気だ。
と言うのは言い訳で本当は前日までやる気十分に海方面へ出撃するつもりだったのだが
当日の朝になると体がだるくて気合が入らない。
そこで割と近場のオシドリのフィールドに出向いてみたのだ。

人様の話に拠ると
混み入った枝のブラインドの中から中々出て来ないと言う
案の定
20171202オシドリ3.JPG

朝早めか夕方遅くが良い等と言う話も有り
難航が予想されたが
現地到着40分後(8時38分)に動きが見られてほっとする
20171202オシドリ8.JPG

話に拠ると
何でも30個体位居ると言う・・・・流石にそこまでは居ないと思うが・・・
20171202オシドリ33.JPG

可愛いオンナの子
20171202オシドリ11.JPG

今使用しているレンズは
スイッチ類の切り替えが軽すぎてイケナイ・・・チョット触れただけで動く
以後の画像は殆ど大幅にお化粧を施さなくていけなくて困る
20171202オシドリ31.JPG

実際はこんなに真っ暗では無い(ゴメンデス)
20171202オシドリ30.JPG

変てこな世界になっちゃったなあ~
20171202オシドリ29.JPG

2回ほどサービスタイムが有ったが
10時頃になるとその気配も無くなり
午前の部は終了と判断し次のポイントに移動

此処は良く行くS市の池
ここでも一応オシドリを探す
居るには居るが遠いぜ
20171202オシドリ40.JPG

溜め息も出ない・・・「遠過ぎる秘め事」
20171202オシドリ42.JPG

豆は豆だがそれもまた良し
20171202オシドリ46.JPG

豆粒のオシドリの位置を教えてあげた方(知らない人)が
早速ブログUPしている・・・・・何だか嬉しい(オイラ器が小さい)


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